1:
:2015/09/03(木)23:42:04 ID:
※熱い夏の甲子園も終わり、いよいよ駅伝シーズン突入
そして駅伝といえば箱根駅伝ということで
昨年のスレ主さんに敬意を表しつつ
昨年とは違った趣向でハロメンが箱根駅伝を走ったらという
妄想箱根駅伝第2弾
ハロプロの頂点を目指して熱い戦いの火蓋が切って落とされる!
2:
:2015/09/03(木)23:45:26 ID:
チーム紹介
まずはこの大学がないとハロプロは始まらない?
黄金期と言われる時代を築く常勝軍団
ラブマ大学 タスキの色:紫
中澤裕子◎4 28:37
安倍なつみ4 28:12
飯田圭織 4 28:30
石黒彩 4 29:22
福田明日香4 30:07
市井紗耶香3 29:36
矢口真理 3 28:13
保田圭 3 29:09
後藤真希 2 27:53
石川梨華 1 28:19
加護亜依 1 28:41
辻希美 1 28:44
寸評:トラックの平均持ちタイムが抜けており、エース後藤に安倍、矢口、石川といったスピードスターを擁する。懸念は山のスペシャリストの不在と好不調の波があることだが、キャプテン中澤が引っ張るチームは穴が無く、1区から一度もトップを譲らない完全優勝を視野に入れて臨む
4:
:2015/09/04(金)01:54:46 ID:
>>2
吉澤さんがいないのはなぜ?
3:
:2015/09/03(木)23:48:11 ID:
◎はキャプテン
その隣の数字は一応学年
さらにその隣の数字は10000mのベストタイム
次回は妄想ならではのコラボ、そんな大学名にするかというチームを紹介予定
5:
:2015/09/04(金)12:20:27 ID:
まろに駅伝は無理だろ
8:
:2015/09/04(金)22:18:46 ID:
>>4
妄想2ちゃん陸板によればラブマの推薦を蹴ったそうです
>>5
この妄想世界ではハロメンとしての活躍度、人気度、華やかさが総力の源ですから
ネタバレすると福田まろも10000m28分台の力がある。チームのために走るかどうかはともかくとして
6:
:2015/09/04(金)22:05:36 ID:
チーム紹介その2
前世紀から続くハロプロの伝統校
太陽とCM大学 タスキの色:ダークブラウン
信田美帆◎4 29:21
稲葉貴子 4 29:02
小湊美和 4 29:28
本多ルル 4 29:33
レファ・サンボ3 30:15
チェルシー・チン3 30:33
ダニエル・デラウニー3 30:22
ミカ・トッド3 29:30
長手絢香 3 29:42
エイプリル・ババラン 3 30:18
大谷雅恵 2 29:06
柴田あゆみ2 28:39
斉藤瞳 2 29:17
村田めぐみ2 29:08
寸評:トラックのスピードは標準程度だが、オリンピック日本代表の信田や外国人ランナーなど幅広い経験・能力を持った選手が多く、悪条件や混戦になればなるほど力を発揮する。特に2年生の4人が噛み合えば、展開次第で上位で争う可能性もある
7:
:2015/09/04(金)22:14:11 ID:
太陽とCM、CMはCisco MoonではなくCoconut&Melonというコラボ、無理やり12人のチームにしました
20世紀連合チームかな。タスキの色は色ユニットのあか青黄を実際に混ぜた色をイメージ
明日はいよいよ現実世界の現役メンバーが登場、あの大学を紹介
9:
:2015/09/05(土)20:50:36 ID:
チーム紹介その3
北の大地で合宿を行い力をつけて本戦に挑む
カンガルー大学 タスキの色:ローングリーン
小林梓 4 30:23
戸田鈴音 4 28:57
里田まい◎3 28:14
木村麻美 3 29:26
斎藤美海 3 29:18
稲場愛香 1 29:33
小関舞 1 29:38
島村嬉唄 1 28:40
森戸知沙希1 29:35
山木梨沙 1 29:27
寸評:選手層の薄さに悩んでいたが、1年生が大量加入し上位を争う目処が立った。エースは3年生ながらキャプテンを務める里田だが、10年に1人の逸材といわれ、短いキャリアで一流のベストタイムを叩き出した1年生島村の評価が非常に高く、誰がどの区間を走るのかも注目される
11:
:2015/09/06(日)22:31:38 ID:
チーム紹介その4
人気はあちらでも実力はこちら
プラチナ大学 タスキの色:黄色
高橋愛 ◎4 28:00
小川麻琴 4 29:46
紺野あさ美4 29:18
新垣里沙 4 29:05
亀井絵里 3 28:43
田中れいな3 28:26
道重さゆみ3 28:20
久住小春 2 28:21
ジュンジュン1 29:13
リンリン 1 29:22
寸評:ラブマ大学への対抗一番手。トラックの実績では一歩譲るがスタミナとロードの強さには定評があり、キャプテン高橋はもちろん、亀井、田中、道重の同学年トリオやミラクルと称される久住の走りでレースの主導権を握る可能性は十分ある。
中国からの留学生ジュンジュンとリンリンにも注目したい
13:
:2015/09/07(月)21:30:31 ID:
チーム紹介その5
チームワークを武器に戦う体育会系
ガッタス大学 タスキの色:オレンジ
吉澤ひとみ◎4 28:09
是永美記 3 29:35
澤田由梨 2 29:44
菅原佳奈枝2 30:12
永井沙紀 2 30:07
能登有沙 2 29:39
藤咲裕美 2 30:21
深谷愛 2 29:58
武藤水華 2 29:29
矢口めぐみ2 30:15
尾野里紗 1 30:09
寸評:キャプテンでありエースでもある吉澤のスピード、実績が図抜けている。逆に吉澤以外の選手は実績が乏しいこともあり、タスキの重みを力に変えて個々の走りを上向けたいところ。その辺りをキャプテンがどのようにメンタルコントロールしていくかが課題だろう
15:
:2015/09/08(火)21:51:16 ID:
チーム紹介その6
ハロプロ界一の個性派集団
ベリーズ大学 タスキの色;ストロベリーレッド
清水佐紀 4 29:10
嗣永桃子 4 28:19
石村舞波 3 30:06
熊井友理奈3 29:04
菅谷梨沙子3 28:25
須藤茉麻 3 29:38
徳永千奈美3 29:17
夏焼雅 3 28:44
一岡怜奈 1※14:13
井上ひかる1※14:19
寸評:メンバーの多くが長いキャリアを持つが、その割には走りにムラがあるのが難点。全国屈指の力を持つのは嗣永だが、チームのために走れるか疑問という声もあり、エース区間は菅谷か夏焼が走るだろう。
キャプテン清水は下りのスペシャリスト。レースの流れが向けば無類の力を発揮する可能性もあり、ノーマークにできない怖さを持つ
17:
:2015/09/09(水)22:09:45 ID:
チーム紹介その7
輝きを求めて研鑽を積む卵たち
エッグ大学 タスキの色:ライトシアン
橋田三令◎4 29:36
青木英里奈4 30:14
大柳麻帆 4 30:20
岡井明日菜4 29:47
西念未彩 4 29:50
田中杏里 4 29:44
前田彩里 4 29:23
湯徳歩美 4 30:11
小倉愛実 3 30:03
古峰桃香 3 29:53
瀬崎あずさ2 30:17
平野智美 2 30:26
木沢瑠那 1 29:41
長澤和奏 1 29:26
寸評:トラックのスピードでは下位に甘んじるが、練習環境は強豪のそれと変わらず、後は選手たちが諦めない気持ちを持ち続けていればこの大舞台で化ける可能性もある。メンバーの中では実績のある田中、前田、木沢、長澤で勢いをつけて、シード権、一桁順位を狙う
19:
:2015/09/10(木)22:02:30 ID:
チーム紹介その8
雌伏の時を経て咲き誇る実力派
キュート大学 タスキの色:アクアブルー
矢島舞美◎4 28:32
梅田えりか4 29:56
岡井千聖 3 28:57
鈴木愛理 3 28:09
中島早貴 3 29:07
萩原舞 3 29:02
村上愛 3 28:51
有原栞菜 2 29:33
加賀楓 1※14:03
橋本渚 1※14:12
寸評:上位で通用する力を持ちながらも結果的に中位に甘んじることが多かったが、ここに来て各々の舞台でその力を発揮するようになった。
全体的にロード向きの選手が多いが2枚看板の鈴木、矢島はスピード勝負にも対応でき、戦列を離れていた村上の存在も心強い。区間配置次第では優勝争いにも参戦できる力を持つ
20:
:2015/09/10(木)22:21:08 ID:
このチームも2人研修生、CA組から引っこ抜いてみました
岡井ちゃんが最近力をつけてちょっと不気味
明日は本戦を走る10人は誰かでファン同士が揉めてそうな大学が登場
てか、寺田総監督がこのたびご退任でやや動揺しております
21:
:2015/09/10(木)22:22:08 ID:
あ、ベリーズ大学のキャプテンマーク◎つけるの忘れてましたが
もちろんキャップがキャプテンです
22:
:2015/09/10(木)22:55:43 ID:
凄い想像力だな
期待
25:
:2015/09/11(金)21:50:58 ID:
>>22
ありがとう、頑張ります
と、すべてのランナーが言ってました
23:
:2015/09/11(金)21:33:35 ID:
チーム紹介その9
新時代を担う者たちの挑戦
ワンシックス大学 タスキの色:ホットピンク
譜久村聖◎4 28:50
生田衣梨奈4 28:53
鞘師里保 4 28:24
鈴木香音 4 28:42
飯窪春菜 3 29:33
石田亜佑美3 29:05
工藤遥 3 29:01
佐藤優樹 3 29:19
小田さくら2 29:40
尾形春水 1 29:36
野中美希 1 29:42
羽賀朱音 1 29:39
牧野真莉愛1 29:07
寸評:練習メソッドやスタンスに懐疑的な目を向けられることもあったが、結果を出すことで外野の声を抑えた。
特にスタミナとチームワーク、そしてレースで力を出し切る表現力は一流と評され、キャプテン譜久村、エース鞘師など信頼できるランナーが多いのは強み。爆発力が無いのは不安材料だが、トップファイブは十分狙える
24:
:2015/09/11(金)21:48:45 ID:
2016年の妄想箱根駅伝なので一足早く娘'16=ワンシックス大学
登録メンバーは13人なので本戦の10人は誰が走るのかファンの間で話題になっています
現在当確なのはエース鞘師、キャプテン譜久村、山要員の石田、力上位の工藤、期待の1年牧野くらいだそうです
明日は卒業する4年生に一花咲かせたいと願うあの大学が登場
26:
:2015/09/12(土)22:13:14 ID:
チーム紹介その10
校名変更を経て更なるステップアップ
アンジュルム大学 タスキの色:ピンク
和田彩花◎4 28;36
小川紗季 4 29:34
福田花音 4 28:31
前田憂佳 4 28:48
勝田里奈 2 29:31
小数賀芙由香230:08
竹内朱莉 2 29:23
田村芽実 2 29:30
中西香菜 2 29:37
相川茉穂 1 29:45
佐々木莉佳子128:56
室田瑞希 1 29:04
寸評:キャプテン和田、エース福田の二本柱を中心に頭角を現してきたが、下級生がまとまりを欠きチームとして機能するかが心配された。
しかし、強力な1年生の加入により危機感を覚えたのかチームの状態は上向き、シード権はもちろん序盤は優勝争いの期待もできるほどになっている。選手層が厚いのも強みだ
28:
:2015/09/13(日)22:16:00 ID:
チーム紹介その11
絶対的エースと共に浮上を狙う
JJ大学 タスキの色:ゴールデンオレンジ
宮崎由加◎4 29:12
金澤朋子 4 29:08
大塚愛菜 3 29:38
高木紗友希3 29:22
植村あかり 2 29:27
宮本佳林 2 28:31
竹村未羽 1※14:20
段原瑠々 1※14:16
船木結 1※13:47
横川夢衣 1※14:12
寸評:チームの選手層が薄く、多くの1年生に頼らざるを得ない現状がある。ただ、エースの宮本は他大学の一線級と同等の力があり、この宮本で勢いをつければ1年生も予想以上の力を発揮できる可能性がある。
さらには金澤、宮崎といった実力派もトラックのベスト以上の力を発揮する下地はあるのでシード権どころか上位戦線を湧かすことができるかもしれない
30:
:2015/09/14(月)22:19:03 ID:
チーム紹介その12
涙を力に変えジャイアントキリングを目指す
こぶし大学 タスキの色:緋色
広瀬彩海◎4 29:26
藤井梨央 4 29:43
小川麗奈 3 29:11
野村みな美3 29:16
浜浦彩乃 3 28:52
田口夏実 3 29:35
井上玲音 2 29:24
和田桜子 2 29:40
島野萌々子1※14:17
堀江葵月 1※14:21
寸評:チームとして箱根駅伝出場、その際に多くのメンバーが流した涙が記憶に新しい。
戦力分析すると現状で一番力があるのは浜浦だが万能型なので2区以外を走る可能性もある。そうなると小川か野村がエース区間を走るか。また最近成長著しい井上もどの区間を走るか注目される。選手が大舞台で怖気づかなければシード権確保は現実的な目標といえる
32:
:2015/09/15(火)21:49:20 ID:
チーム紹介その13
未完の集団が意地を見せる
研修生大学 タスキの色:レモンイエロー
金子りえ◎4 29:32
田辺奈菜美4 28:58
茂木美奈実3 29:46
山賀香菜恵3 30:22
吉橋くるみ3 29:23
大浦央菜 2 30:05
岡村里星 2 29:44
田中可恋 2 29:51
真城佳奈 2 30:23
三瓶海南 2 30:34
斎藤夏奈 1 30:25
寸評:華やかなイメージはないが、10000m28分台の田辺や安定感のあるキャプテン金子など能力の高い選手もおり、トラックよりもロードを中心とした練習方針で成長してきたので、チームとしてまとまれば侮れない力を発揮してくるだろう。熱いことで知られるファンの期待に応えたい
34:
:2015/09/16(水)22:33:39 ID:
チーム紹介その14
捲土重来を期す雑草魂
負けん気大学 タスキの色:マゼンタ
岡田ロビン翔子4◎29:24
秋山ゆりか4 29:13
新井愛瞳 4 29:25
大瀬楓 4 30:09
後藤夕貴 4 29:42
佐保明梨 4 29:09
関根梓 4 29:33
仙石みなみ4 28:51
橋本愛奈 4 29:39
古川小夏 4 29:15
森咲樹 4 29:11
諸塚香奈実4 29:20
吉川友 3 28:46
佐藤綾乃 2 29:31
寸評:一旦は諦めかけた箱根への道を自ら切り開いた。その反骨精神に畏敬の念を抱くチーム、選手は少なくないという。エース吉川は早くも2区区間賞宣言をしており、もう1人の実力者仙石は5区か9区に回る予定。
この他にも佐保や森、キャプテンの岡田が脇を固めるが、タイム上位の秋山が本戦に間に合わず、穴を埋められるかが心配される
36:
:2015/09/17(木)21:38:07 ID:
チーム紹介その15
最後の1枠に滑り込んだ底力を箱根路でも
つばき大学 タスキの色:ミディアムスレートブルー
山岸理子 4 29:24
岸本ゆめの3 29:19
新沼希空 3 29:30
浅倉樹々 2 29:28
小片リサ 2 29:45
谷本安美 2 30:01
小野瑞歩 1※14:07
小野田紗栞1※14:08
高瀬くるみ1※14:04
梁川奈々美1※14:10
寸評:大会15番目のチームとして出場を決めた新興校。選手層が薄く爆発力という点でも上位校には敵わないが、キャプテン山岸をはじめ上級生はキャリアもありスタミナも高い。
この他、スピードのある浅倉やフレッシュな1年生を上手く配置して、少しでも前にくらいつきタスキを繋げたい
38:
:2015/09/18(金)22:40:08 ID:
しかしここで大会関係者?から重大発表が
*:あと1つ、ハロプロ箱根駅伝に参加させたいチーム、決心しました
松浦たち、下りといで
チーム紹介その16
史上最強の寄せ集め集団、始動
ソロデビュー選抜 タスキの色:白
平家みちよ◎4 28:55
前田有紀 4 29:32
三佳千夏 4 29:47
石井リカ 3 30:13
岡田唯 3 29:14
松浦亜弥 3 27:45
三好絵梨香3 28:56
藤本美貴 2 28:06
北原沙弥香1 29:35
真野恵里菜1 28:39
光井愛佳 1 30:11
寸評:個人で活動する選手たちが集まって一つのチームとして頂点を目指す。何といっても10000m持ちタイムNo.1の松浦に注目だが、エース区間については松浦と遜色ない力を持つ藤本やキャプテンの平家が走る可能性もある。
上位戦線をかき回し流れに乗って終盤まで優勝争いを演じたいところだ
39:
:2015/09/18(金)22:47:26 ID:
15校で争うと言っておきながら急きょ16チーム目が登場
あややや真野ちゃんはともかく、チームに馴染めずプラチナ大学を退部した藤本美貴がどんな走りをするのか
扱いはオープン参加ではないので総合優勝を狙っていくそうです
44:
:2015/09/29(火)22:51:34 ID:
2016年1月2日 7:40ぐらい
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東京大手町の読売新聞社前です
念入りにウォーミングアップをするランナー達
スタート時刻が近づくにつれ緊張の度合いが高まっていきます
今年はオリンピックイヤー、開催地は南米ブラジルのリオデジャネイロ
その裏側に当たる日本で新しい年の門出を告げるビッグイベントが始まろうとしています
第1回東京箱根間往復ハロプロ駅伝競走
時空を超え、宇宙を超え、各大学のランナーがチームの誇りをかけて一堂に会しました
一人一人のランナーがそれまでの自分よりも強く、輝くために
一本のタスキに思いと情熱を込めて箱根路を繋いでいきます
湘南の海は水平線が空の青と海の青を分けています。それだけ今日はよく晴れ渡っています
そして往路のゴール地点芦ノ湖、水面は落ち着いて山の緑を映し出し
その先に見える霊峰富士もはっきりとその輪郭を表しています
この芦ノ湖、そして富士山から祝福を授かるのは果たしてどの大学になるのでしょうか
45:
:2015/09/29(火)22:53:38 ID:
平川:皆様、新年あけましておめでとうございます。放送は汐留の日本テレビスタジオからお送りいたします。放送席をご紹介しましょう。解説は碓井哲雄さんにお願いしております。碓井さんよろしくお願いします
碓井:はい、よろしくお願いします
平川:さあ碓井さん、ハロプロの頂点を目指して選手たちは箱根路を駆け抜けていくわけですが、碓井さんは今年の箱根駅伝をどのように予想していますか?
碓井:まあ、多くのスター選手を擁し、トラックの持ちタイムもあるラブマ大学がちょっと抜けて強い印象がありますが、駅伝ですから流れによって他のチームにもチャンスがあると思います。
プラチナ大学やベリーズ大学といったロードに強い大学が1区に強いランナーを配していますから注目したいですね
平川:なるほど。そしてゲストには森高千里さんをお招きしました。森高さんは今から20年以上前に日本中を席巻する活躍を見せた実力派、そしてランナーたちの大先輩にあたります。
森高さん、後輩たちが箱根路を走りますがどんな期待をしていますか
森高:はい、退任した寺田総監督が手掛けたランナーがどういう走りをするのか、赤羽橋で練習を見たことあるランナーや、実際に会って話したことのあるランナーも大勢いるので注目して見ています
平川:そうですか、今日はよろしくお願いします
森高:よろしくお願いします
平川:まもなく選手コールが行われますスタート地点。各大学の名前が呼ばれますが、この選手コールとともに出場16チームを紹介していきましょう
46:
:2015/09/29(火)22:55:22 ID:
ー名前を呼ばれた大学はゼッケンをこちらで提示してください。…ラブマ大学!
平川:ハロプロの伝統校、そして黄金期を築きつつあるラブマ大学。今大会も当然優勝候補の筆頭、1区は矢口真里です
ー太陽とCM大学!
平川;こちらも歴史があります太陽とCM大学。1区にいきなりエースの柴田を持ってきました
ーカンガルー大学!
平川:多くの1年生が加入し充実の布陣が出来上がりました。1区はその1年生の一人、小関が走りますが表情はリラックス、笑顔を見せています
ープラチナ大学!
平川:ラブマの独走に待ったをかけるかプラチナ大学。ロードの強さには定評があります。1区は「ミラクル」久住小春です
ーガッタス大学!
平川:練習に練習を積み重ねて箱根の舞台へ駆け上がりました。輝ける栄光のゴールを目指します。1区は能登が走ります
47:
:2015/09/29(火)22:56:14 ID:
ーベリーズ大学!……ベリーズ大学!
平川:続いてはベリーズ大学です。1区のランナーの姿が見えませんが…あっ、今来ました。嗣永桃子、おなじみの許してにゃんのポーズです。こちらもロードには自信があります
ーエッグ大学!
平川:夢の箱根路、ここから更なる成長のため貪欲に走り抜けます。その第一歩は長澤和奏が踏み出します
ーキュート大学!
平川:コツコツと地道な努力を継続させてきたキュート大学。1区を走る岡井です。ライバルのベリーズ大学、ベリキュー対決にも注目です。
ーアンジュルム大学!
平川:チーム名こそ変わりましたが創部以来の志は変わりません。1区は竹内、気合が入っています
ーワンシックス大学!
平川:新鋭校として周囲から高い評価を受けていますワンシックス大学、期待の牧野真莉愛が1区を任されました
48:
:2015/09/29(火)22:57:19 ID:
ーJJ大学!
平川:こちらも歴史は浅いJJ大学、選手層の薄さを勢いでカバーします。ゼッケンの確認を行う1区の高木です
ーこぶし大学!
平川:出場が決まった時の歓喜と涙を走りに乗せてこの舞台に臨むこぶし大学。田口夏実がチームのスタートを切ります
ー研修生大学!
平川:練習の量と質の高さは他大学に負けてはいません、狙うはシード権獲得。1区は金子りえ、キャプテンを任されています
ー負けん気大学!
平川:底から這い上がる力、諦めない力を育ててきました負けん気大学、箱根の舞台でその力を見せることができるでしょうか。1区は岡田ロビン翔子、こちらもキャプテンです
ーつばき大学!
平川:今年の箱根駅伝、最も新しい大学として念願の出場を果たしましたつばき大学。浅倉樹々、周囲の高い期待を胸に闘志を燃やします
ーソロデビュー選抜!
平川:今大会のダークホース、個々のランナーの実力は上位チームと変わりありません。あと必要なのはチームワークとのことですが果たしてどうでしょうか。1区を任された真野の走りが重要になって来ます
平川:以上16チーム、選手コールが終わりました。スタートまであとわずかとなります。サッポロビール新春スポーツスペシャル第1回東京箱根間往復ハロプロ駅伝競走です
51:
:2015/09/30(水)12:56:42 ID:
アジュヲタですけど読んでると胸が熱くなります
52:
:2015/09/30(水)22:11:28 ID:
平川:午前8時前にもかかわらず大勢のファンが見守るスタート地点、1区のランナーがそれぞれ準備に取り掛かっています。
午前7時40分現在、気温は4.3℃、湿度59%、風は北の風0.3m、従ってほとんど無風という非常に良いコンディションの元スタートを迎えることになります。
移動中継車を紹介します。1号車の解説はおなじみ瀬古利彦さん、それから河村アナウンサーです
河村:はい、ハロプロナンバーワン、オンリーワンの称号を目指して熱き戦いがまもなく始まろうとしています。瀬古さん、今のところ風もなく良い状態でレースが始まろうとしていますが
瀬古:はい、今日は非常に走りやすいコンディションですね。こうなると力を発揮しやすいですから、前評判の高いチームが実力通りの走りをしてくると思います
河村:瀬古さんの注目ポイントはどこでしょうか
瀬古:そうですね~黄金期と言われるラブマや1万m27分台の松浦君を擁するソロデビュー選抜がどういった走りをするか注目したいですね
河村:なるほど。それではこの後の解説をよろしくお願いします
瀬古:はい、よろしくお願いします
新谷:2号車は先頭を目指して挑み続けるランナーを追っていきます
町田:3号車は中位校の上位進出からシード権争いまでの争いをお伝えしていきます
上重:バイクリポートは一人でも多くのランナーにつけて箱根路を走るその姿をお届けしてまいります
53:
:2015/09/30(水)22:13:17 ID:
平川:移動中継車の紹介でした。
さて往路は大手町から芦ノ湖まで107.6kmとなっています。コースを紹介しましょう
東京大手町の読売新聞社前をスタートすると選手たちは東京駅、皇居、東京タワーといった都内の名所に送られて多摩川に架かる六郷橋を渡り神奈川県に突入、川崎市を経て横浜鶴見中継所に入ります。
ここからはエースたちの競演「花の2区」、横浜の中心地を抜け難所、権太坂のアップダウンを越えて戸塚中継所へと向かいます。
3区はスピードの出やすい準エース区間、藤沢市街地を通って湘南海岸道路へ、海岸線に沿って平塚中継所を目指します。
平塚から小田原へと向かう4区は全10区間中唯一の20kmを切る区間、しかし押切の坂をはじめとするアップダウンには注意が必要です。
そして小田原中継所からが山上り、最長区間の5区23.2km、標高差864mを一気に上り、ゴールテープの向こうでは芦ノ湖、そして富士山がランナーを迎えることになります
54:
:2015/09/30(水)22:15:56 ID:
平川:それでは各中継所の様子を聞いてみましょう。鶴見中継所、佐藤さん?
佐藤:チームの浮沈を握る重責を背負ったエースたちが集うこの鶴見中継所、朝早くから沿道には大勢のお客さんが集まり、監督会議後に発表されたオーダーを見て予想し合う姿が見られます。各チームのランナーや関係者の姿も見えるようになりました。
優勝候補ラブマの2区は後藤真希、故障で長く走れない時期がありましたが箱根の舞台には合わせてきました。インタビュー中、表情を変えることなく、トップでのタスキリレー、そして区間賞を目標にしていると話してくれました。
もう一人の区間賞候補プラチナの高橋愛、こちらは笑顔で、ロードにおける自分の強さを見せ優勝に導く走りをしたいと話してくれました。この他にもキュートの鈴木愛理やワンシックスの鞘師里保など、話を聞くと非常に走りやすいコンディションとのことで好記録が期待できそうです。
果たしてエースたちはこの鶴見からどのような走りを見せるでしょうか
平川:平塚中継所はいかがでしょうか、辻岡さん?
辻岡:穏やかな波の音が一帯に響きます平塚中継所。気温は2.7℃、天気は晴れ。初春の陽射しに海は煌めき、江ノ島の姿もはっきりと見ることができます。景色は整いました。後は熱い情熱を伝えるランナーを迎えることで、湘南海岸の正月が完成することになります
平川:そしてゴール地点の芦ノ湖には蛯原アナウンサーです。蛯原さん?
蛯原:往路のゴール地点であります箱根芦ノ湖、波風はありませんが気温は氷点下3℃となっています。今年は箱根町誕生60周年、節目の年にまず新年の箱根駅伝が彩りを添えます。
全区間中最長にしてもっとも高低差がある5区、単純なスピードだけでなく適正と精神力が問われる区間でもあります。
この条件に合致して山の祝福を受けるのは誰でしょうか。そしてチームの思い、願いを受け継ぎ、真っ先にゴールテープを切るのは、果たしてどのチームとなるでしょうか
平川:今日の気象の予想です。天気は平塚までは晴れが続いて小田原で曇りとなっています。気温は徐々に上がりますが、お昼過ぎの小田原でも10℃前後、そして風があっても2mほどですから気象条件に左右されない力勝負が期待できそうです。
55:
:2015/09/30(水)22:17:46 ID:
平川:さあ、スタート1分前になりました。各チームのランナーがコートを脱いでスタートラインに立ちました。ここで大きな歓声が上がります。緊張が走る中、深呼吸をする選手、目を閉じて号砲を待つ選手、各自落ち着こうとしています。
1区の出遅れは後々チームの走りに響いてくるのでこういったプレッシャーを乗り越えてチームに勢いをつけたいところです
-30秒前!
平川:スターターはアップフロントグループ代表取締役会長、山崎直樹さんです。さあ、各チームに対する声援が一段と大きくなりました。朝8時を前にして盛り上がる大手町読売新聞社前、その中に佇む16人の選手たち、気持ちを高めます
ー10秒前!位置について!
平川:スタートライン上、選手たちの表情がぐっと引き締まってきました
………パァン!
平川:ハロプロの頂点を目指して16チームの競演、第1回ハロプロ箱根駅伝、今スタート!弾けるように各ランナーが日比谷通りに飛び出していきました!
56:
:2015/09/30(水)22:34:21 ID:
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えー、ここからはメタ的な発言になりますが、とりあえず1区は書けたのでハロプロと箱根駅伝が好きな人には見てもらおうというか何というか
とりあえず鶴見までは定期的に上げていきます。その後は男坂のラストみたいになるかもしれませんが、頑張ります
放送は妄想日テレで。聞いたことのあるようなアナウンサーや解説の名前が出てくるかもしれなませんが実在の団体・人物とは関係ありません
一応レースなので推しメンが活躍できなかったと憤慨される方もいると思いますが、そこは、そなの?ごめんね。で
あと、一応書き手が一人で妄想していることなので誤表記とかあるかもしれないですが、それもゆるしてにゃん、で
んで、ハロメンと関係ない方もゲスト出演するかもしれません。中には不愉快に思われるかもしれませんが、そこも、ごめんなさいね、で乗り切ってもらえたら
期待している方もいて嬉しいのですけど、何とぞゆる~く見守ってください
57:
:2015/10/01(木)22:56:30 ID:
平川:各チームのランナーを応援する声がオフィス街に響きます。その応援に押されるように、まずはラブマの矢口が歩道側、先頭に立とうとしています。
それからプラチナの久住、キュートの岡井も前を窺う勢い、その後ろにはソロデビュー選抜の真野、そしてベリーズ嗣永などの姿も見えますが、やはりラブマの矢口が主導権を握るのでしょうか。集団の最後方に研修生の金子とこぶしの田口がつけています。
日比谷通り、東京丸の内を駆け抜けるランナーたち。戦国時代、この辺りは日比谷入江と呼ばれ東京湾の一部でしたが徳川家康の江戸入城後、埋め立てが進み幕府の親藩譜代大名の屋敷が立ち並ぶことになりました。
今年は泰平の世を築くことに尽力した家康公の没後400年、節目の年に若きアスリートたちは己の情熱と誇りをチームの団結力に乗せて覇権を目指すことになります。
そして選手の右手には皇居が見えてきます。恒例の皇居一般参賀は午前10時から、天皇皇后両陛下をはじめ皇族方が5回に渡ってお立ちになられます。
さあ、集団が早くも縦長になろうとしています。和田倉門前を通過、左手には日本における鉄道網の中心、東京駅が見えます。果たしてどんな展開になるのでしょうか。それでは1号車に切り替えましょう、河村さん、実況をお願いします
58:
:2015/10/01(木)23:02:19 ID:
河村:元日は静寂に包まれていたこの日比谷通り。一夜明けて若者たちが描くそれぞれの目標、それに向かうひたむきな姿は早朝から大勢のお客さんを招き寄せ、大きな拍手や声援を呼び起こします。
選手が肩からかけているタスキ、このタスキには選手一人一人の思いのみならず、走れず裏方に回るチームメイト、大勢のスタッフや関係者の期待を詰め込まれ、選ばれしランナーがその期待に応えて10区間を繋いでいきます。
タスキが明日、大手町のゴールテープを切った瞬間、タスキは至極の輝きを見せるといわれます。
選手の左手には数多くのビルが林立し、時折ビルとビルの間から射し込む新春の陽光が16人のランナーを照らします。スタートの1区、立ち上がりです。
まだ集団ですが先頭に立ったのはラブマの矢口真里、これは大方の予想通り、そしてその背後にプラチナの久住とキュートの岡井がつけています。真野、嗣永といった有力ランナーの姿も見えます。瀬古さん、まずはこの出だしをどう見ますか?
瀬古:はい、まあ1区は流れを作る上でミスは許されないですからね、力のある選手でも序盤は牽制し合いながら1km3分ペースで慎重に様子を見ていくでしょうね
河村:今、先頭の矢口が1kmを通過しました。2分46秒、これはかなり早いペースで1kmを通過しました。そして集団が2つに分かれようとしています。前の集団が4人で後ろの集団とは5mから10mの差がつこうとしています
59:
:2015/10/01(木)23:03:20 ID:
平川:1区スタート直後の日比谷通り、まだ1kmですが早くも先頭争い、絞り込みが演じられています。
ラブマの矢口が主導権を握るのでしょうか、第1回ハロプロ箱根駅伝です
60:
:2015/10/02(金)22:36:44 ID:
平川:皇居に別れを告げて日比谷から新橋に向かう1区のランナーたちです。
青空の下、風もほぼ無風という良コンディションの中で早くも力と力のぶつかり合いによるサバイバルレースが展開されようとしています。碓井さん、序盤から矢口が積極的に飛ばしていますが
碓井:ええまあ、ラブマは1区からずっと先頭で中継という完全優勝を目標にしているそうなので、矢口君も最初からこれくらいのペースで行こうと思っていたんじゃないでしょうか。
ですが独走を許すと勢いづいてどんどん差が開いてしまいますから他の選手もつけるならついていこうという考えだと思います
平川:なるほど。河村さん、その辺りいかがでしょうか?
河村:はい、前の集団は4人に絞られました。先頭は歩道側にラブマの矢口真里、その隣センターライン側にプラチナの久住小春がついています。その後ろがベリーズの嗣永桃子、さらに画面向かって左後ろの位置にキュートの岡井千聖がつけています。
圧倒的な戦力を擁して今大会に臨んできたラブマ大学、その先陣を切るのがこの矢口です。2㎞を通過しました、5分33秒、この1kmも2分47秒で通過しています。
1km3分のスプリットが一つの目安となりますが、それからするとかなりのハイペースということになります。瀬古さん、いかがでしょう
瀬古:はいもう矢口君が自信を持ってスピードを上げていますね、ただプラチナの久住君やベリーズの…えー…選手も力はありますから、今はまだ対応できていますね
河村:プラチナの久住、ベリーズの嗣永は共にトラック10000mのベストが28分30秒を切るタイムを持っています。
キュートの岡井も10000mは28分後半ですが5000m13分台で走れる走力はあり、積極的にこのハイペースに対応しようとしています
61:
:2015/10/02(金)22:40:52 ID:
新谷:2号車です。先頭集団からおよそ30m後方を走る5位集団ということになります。この集団の先頭は太陽とCMの柴田、ソロデビュー選抜の真野、この2人が引っ張るという形です。
その後ろにアンジュルムの竹内、それからワンシックスの牧野がつけています。2kmの通過は5分39秒でこの1kmは2分52秒でした。2kmを過ぎてこの5位集団からさらに5、6人が遅れようとしています
平川:今年の箱根駅伝は1区から駆け引き無しの力勝負が展開されそうです。それでは16チームを改めて紹介しましょう
黄金期の到来を確固たるものにしたいラブマ大学、先行逃げ切り型のオーダー、3区までに矢口、後藤、安倍という強いランナーを投入してきました。
紫のタスキです
前世紀から続く古き良き伝統を誇示します太陽とCM大学、1区のエース柴田で流れを作りたいところです。
ダークブラウンのタスキ
新戦力の充実で上位を目指すカンガルー大学、大黒柱の里田は復路に回りました。1年生3人が往路を走ります。
芝の緑を表すローングリーンのタスキ
2区のエース区間を高橋愛、5区の山上りを田中れいなに託したプラチナ大学、中国からの留学生にも注目です。
タスキの色は黄色です
箱根の舞台でもチームワークの良さを見せたいガッタス大学、ひと花咲かせるためには5区のキャプテン吉澤の激走が必須です。
オレンジのタスキ
メンバー各自が持つ個性がはまれば怖い存在となるベリーズ大学、1区嗣永が勢いをつけます。
タスキの色はストロベリーレッド
ポテンシャルという点では他大学に引けを取りませんエッグ大学、2区前田、3区橋田、4区田中の4年生トリオに期待がかかります。
ライトシアンのタスキです
地道な努力により成長曲線を上げ続けるキュート大学、2区の鈴木愛理はエースとして他大学と渡り合う力があります。
タスキの色はアクアブルー
チーム名変更で気分も新たに臨むのはアンジュルム大学、福田、和田を持ってきた往路は5位以内が目標です。
ピンク色のタスキです
62:
:2015/10/02(金)22:43:38 ID:
近年評価上昇中のワンシックス大学、駅伝で重要なチームワークを重視したチームに仕上がりました。
ホットピンクのタスキ
絶対的エース宮本佳林を擁するJJ大学、目標のシード権確保に向けて3区船木、4区金澤も区間上位を目指します。
ゴールデンオレンジのタスキ
涙の出場を決めたこぶし大学、2区浜浦彩乃を中心にまずは10区間のタスキを繋ぎます。
緋色のタスキ
リベンジを目指して練習を重ねてきた研修生大学、1区の金子りえ、そのキャプテンシーは他校の選手も一目置きます。
レモンイエローのタスキです
数多くの実戦を経て成長し続ける負けん気大学、合言葉は「雑草魂」、その気持ちの強さは侮れません。
タスキの色はマゼンタです
最後の1枠に滑り込んだつばき大学、浅倉、山岸、岸本という主力を往路に投入してきました。
ミディアムスレートブルーのタスキです
個々の力が噛み合えば脅威になることは間違いありません、ソロデビュー選抜、何と言っても3区を走る松浦亜弥が強力です。
純白のタスキ
以上16チームの紹介でした。
さあ、まもなく3kmを通過しますが先頭集団は4人で変わりありません。一番前を行くのが矢口、身長145cmと小柄ですがスピードに乗った走法が持ち味、集団を引っ張ります。
その後ろに嗣永、おなじみの二つ結びがリズムよく跳ねます、それから久住、こちらは166cmの長身から繰り出すゆったりとしたストライド、そしてチームの成長株と期待されている岡井が力のある前の3人についていきます。
碓井さん、矢口が引っ張るこの展開はいかがでしょうか
63:
:2015/10/02(金)22:46:03 ID:
碓井:ええ、矢口君としてはスピードに任せて飛ばしていますが、久住君や嗣永君もトラックのタイム的には矢口君と遜色ないですから、このままついていくとこのハイペースが維持されて良い記録が出ると思います。
岡井君も10000mのベストでは若干落ちますけど元々スピードはありますし、今日はコンディションが良いですから果敢に挑戦してる感じですね
平川:なるほど。ゲストの森高千里さん、矢口が先頭ですが、この矢口はどんな選手ですか
森高:はい、元のスピード能力が高く、一瞬のキレというか瞬発力のある選手です。
ただ、長丁場のレースになると詰めが甘くなることがあるので、今日は前半から飛ばして独走を狙っていると思います
平川:おお、そうですか。そうなるとこの1区、六郷橋の手前で差をつけておきたい先頭の矢口ということになりますが、1号車、いかがでしょうか?
河村:3kmの通過が8分25秒で、この1kmも2分52秒とペースが落ち着くことはありませんでした。先頭集団は4人、後ろの集団との差は50mになろうとしています
平川:先頭の4人は早くも芝公園へと入ってきました。明治6年、政府によって制定された欧米式の公園で公園地が25に区分されているのが特徴です。
その向こうには東京タワー、電波塔としての役割を大半終えていますが、東京都内のシンボルとして国内外を問わず大勢のお客さんが今でも訪れます。
そして芝増上寺は徳川家の菩提寺、元は麹町にあったお寺ですが徳川家康によって現在の地に移転されました。その山門前を通過する先頭集団、相変わらず快調なペースです。第1回ハロプロ箱根駅伝です
64:
:2015/10/03(土)22:24:25 ID:
平川:先頭は早くも日比谷通りに別れを告げて第一京浜国道へと入ろうとしています。相変わらず4人の集団ですが、変化があったでしょうか?
河村:4kmを通過しまして、3kmから4kmは2分54秒でした。若干ペースが落ちたと思われたのですが、今度はプラチナ大学の久住が前に出て、それに矢口が並走する形でまたスピードが上がりました。
右にカーブを取って第一京浜国道に入ります。田町の駅を左に見ながら、先頭は久住と矢口が並んでいます。その後ろに嗣永がいて、さらにその後ろにキュートの岡井が続きます。瀬古さん、いかがでしょうか
瀬古:そうですね~久住君も矢口君に合わせるというよりは自分のペースで走るタイプなので、調子が良ければどんどん積極的に行くでしょうね。矢口君も油断はできないですね
河村:選手の力関係を測る上でトラック、特に10000mの持ちタイムが一つの物差しになります。
一流ランナーの証と言われる10000m28分台のランナーが1区は6人いますが、その中でも最も良いタイムを持っているのが矢口真里で28分13秒、続いて嗣永が28分19秒、久住が28分21秒となって以下、真野、柴田、岡井と続きます。
先頭集団が今、5kmを通過しました。14分10秒、この1㎞は2分51秒とやはりペースが上がりました。
現在先頭集団を引っ張るのはプラチナの久住小春です。新潟県三島郡和島村の出身、この和島村は日本海に面した小さな村で現在長岡市に編入されています。久住は和島村が輩出した数少ない著名人として地元の期待も背負います。
一方優勝候補、ラブマの矢口真里、神奈川県横浜市の出身、できれば地元の2区か9区を走りたかったそうですが、流れをつかむ重要な1区、スピードと実績を買われての起用となりました。
この2人の後ろにベリーズの嗣永、さらにはキュートの岡井が続いています。後ろの集団とは80mほどの差がつきました
65:
:2015/10/03(土)22:27:09 ID:
平川:先頭集団が飛ばしていますが後ろの集団の様子はいかがでしょうか、新谷さん?
新谷:ハイペースな先頭集団の後ろで第2集団でもなかなかタイトな争いが繰り広げられています。
こちらは5人の集団で現在前を行くのはアンジュルムの竹内朱莉とソロデビューの真野恵里菜、その後ろに太陽とCMの柴田あゆみとワンシックスの牧野真莉愛、それから負けん気の岡田ロビン翔子が続いています。
ここから10m後方をカンガルーの小関が追うという展開です。この第2集団、5㎞の通過は14分23秒でした。
この中ではアンジュルムの竹内が積極的に前に出て先頭集団を追おうとしています。
この竹内はチームの元気印、物おじしない性格で勢いをつける1区に適任ということで起用が決まりました。
その竹内をぴったりマークするようにソロデビューの真野がつけています。この真野も10000mは28分39秒という持ちタイムがありますが、前のハイペースを嫌ったのでしょうか、まずは自分のペースを刻んで後半あげていく作戦かもしれません。
冷静な走りが持ち味という真野が竹内とともに第2集団を引っ張ります
66:
:2015/10/03(土)22:29:00 ID:
平川:3号車はその後ろの集団を追っています、町田さんどうぞ
町田:3号車です。これが最後方となります12位集団につけています。研修生、こぶし、つばき、エッグ、JJの5チームが一団となって第一京浜国道に入りました。
5㎞の通過が14分37秒、先頭とは既に140mの差がつきました。
5人の中で前を引っ張るのが研修生大学の金子りえ、研修生大学は挫折と苦しみを味わったメンバーが反骨精神を武器に箱根路を駆け抜けます。チームを引っ張るキャプテンとして勢いをつけたいところです。
その隣センターライン側にこぶし大学の田口夏実です。涙の箱根路出場を果たしたこぶし大学、その1区を任されました。
この田口と金子はかつて同じチームに所属していた先輩後輩の間柄でもありますが、この2人が集団の前に位置し、その後ろにつばきの浅倉、JJの高木、そしてエッグの長澤が続いています。
この集団の前方30mを11位でガッタス大学の能登が走っています
67:
:2015/10/03(土)22:31:46 ID:
平川:さあ、全長200km以上の長丁場となる箱根駅伝ですが、先頭争いが早くも4人に絞られようとしています。
トラックのベストでは矢口、嗣永、久住とも遜色ない持ちタイムですが、経験と実績という点では矢口が一つ抜きんでています。
都心を駆け抜けます。まだビル群が続いていますこの辺り、さて、また矢口が集団の前に出て引っ張る形になりましたでしょうか
河村:先頭争いは優勝候補のラブマ大学矢口真里がまた歩道側半歩前に出て集団を引っ張ります。
先ほど5㎞手前でプラチナの久住を前に行かせましたが、6km手前で再び前に出て主導権を握りました。6kmが17分3秒、この1kmは2分53秒で通過しています。
矢口、久住の後ろにベリーズの嗣永、その後ろにキュートの岡井が続いているという隊列に変化はありません。矢口、久住の陰に隠れていますがベリーズ大学の嗣永桃子も侮れません。
チームの中では5000m、10000m共にNo,1、全国区のランナーとして実績もある嗣永です。ただ、周囲やチームメイトにはなかなかこの力を認めてもらえないと言います。
今日はこの1区で区間賞を取って爪痕を残すと話していました
平川:先頭集団はまもなく八ッ山橋へと差し掛かります。このアップダウンでまた変化が生じるかもしれません。
第1回ハロプロ箱根駅伝です
68:
:2015/10/04(日)23:24:41 ID:
新谷:2号車です。スピードが落ちない先頭に対して、太陽とCMの柴田あゆみがすっとこの第2集団の前に出てペースを上げました。
そのペースアップに負けん気の岡田がついていくことができず20m離されました。一方カンガルーの小関が一度集団から遅れましたが現在は集団から6~7m後方に位置し、何とかこの集団についていこうとしています。
柴田が5位集団の先頭を引っ張り、牧野、竹内、真野が続きます。柴田あゆみは神奈川県川崎市、1区のコースから離れた麻生区の出身ですが、それでも今日は六郷橋を越えて川崎市からに入ってからが勝負、覚悟を決め気合を入れて臨む、と話していました。
これ以上の遅れは許されないと第2集団を引っ張ります
河村:先頭に戻ります。先頭集団は牽制をし合うということはありません、矢口が前に出てはいるのですが、その隣の久住が矢口云々よりも、とにかく自分のペースで走ることに集中しているように見えます。
矢口としても気を抜くことができずハイペースが維持された状態になっています。果たして久住はこのペースで最後まで自分の走りを貫くことができるのでしょうか。
7kmの通過が19分55秒、この1kmは2分52秒というスプリットを刻んでいます
瀬古:今日は天候が良いですから矢口君や久住君のペースが落ちないですね。このままのペースで行けば1時間1分を切るんじゃないでしょうかね
69:
:2015/10/04(日)23:26:46 ID:
平川:選手たちは品川駅を通過しました。品川上空から東京ベイエリアをご覧いただきます。
レインボーブリッジの先には晴海埠頭、2020年東京オリンピックの中心地となる選手村が建設されています。
解決すべき問題もあり、順風満帆というわけではありませんが、4年後の夏に世界を迎える準備は進んでいます。
さて、先頭に戻りますが、相変わらず矢口と久住が並ぶように先頭、お互い譲りません。
その後ろに嗣永と、岡井がいますが、森高さん、トラック上位の3人に続いてキュートの岡井が頑張っていますね
森高:そうですね、キュート大学はロードに強い点が特徴なのでトラックの持ちタイムよりは差のない勝負ができると思います。
岡井さんも主力の1人として結果を出すようになったので期待できますね
平川:なるほど。さあ、先頭がまもなく八ッ山橋へと差し掛かります、1号車です
70:
:2015/10/04(日)23:29:00 ID:
河村:先頭集団が八ッ山橋の上りに入りましたが、あっと、ここで矢口が少し仕掛けたか?3mほど差をつけましたが、しかし嗣永が離れません、そして久住が嗣永の後ろにつきます。
先ほどまで矢口に並んでいた久住ですが少し下がって集団3番手の位置、その隣、歩道側に位置するのが岡井、岡井もついていきます。矢口が少し仕掛けましたが後の3人もきっちり対応しました。
この対応は矢口にとってどうだったのでしょうか。表情は今のところ変わりありません、そして久住や嗣永もこのペースですがまだ落ち着いています。岡井だけ少し表情が険しいでしょうか、手袋で汗を拭います。
そして今、先頭の矢口が沿道に向かって関係者の応援に応えたかのように左手を上げました
瀬古:まあハイペースで八ッ山橋を上って、さらにちょっと仕掛けましたからその影響がないことを伝えたかったのでしょうね。
今日のようなハイペースの争いは沿道の応援が力になりますので、矢口君も中村昌也君の応援を受けてまた力が出ますね
河村:今のは梅田賢三です。そして先頭集団は8kmを通過しました。22分52秒、この1kmを2分57秒で通過しています
平川:相変わらず3分を切るペースで進む先頭集団に対して後方の集団はいかがでしょうか?
71:
:2015/10/04(日)23:31:11 ID:
新谷:5位集団ですが柴田あゆみが引っ張るこの集団に、先ほどまで7~8m後方を走っていたカンガルー大学の小関舞が八ッ山橋の下りを利用して追いついてきました。
現在5位集団は5人、追いついてきたのがカンガルー大学の小関舞、1年生ですが先輩に対してもグイグイ突っ込む強気な姿勢がある一方で頭の回転が速く状況に応じた走りができるとのことで1区の起用となりました。
8kmを通過してこの1kmは3分ちょうどかかりました。そして今度はワンシックス大学の牧野が?柴田の横に出て前に出ようとしています。先頭集団とはおよそ120mの差がついたでしょうか。少しペースが落ちたのを見て、前の集団を追おうと前に出たワンシックスの牧野真莉愛です
平川:カンガルーの小関が5位集団に追いつき、ワンシックスの牧野がこの集団の前に出ました。2人とも1年生ですがポテンシャル、潜在能力の高さを期待されています。
牧野は5000m13分46秒というベスト、ワンシックス入学当初から将来のエース候補と言われていました。一方の小関はお父さんが元プロ野球選手の竜也さん、アスリート系譜の血が騒ぐというところ、ここからどのような走りを見せるでしょうか。
そして柴田、真野、竹内といった力のあるランナーはどう対応していくでしょうか。
画面切り替わって1号車です。先頭は矢口、その後ろに嗣永と久住、さらに岡井が続いています。碓井さん、先頭4人の位置取り、戦略はいかがでしょうか
碓井:そうですね、矢口君は先ほど一度しかけたように揺さぶって、ついてくる選手をふるい落としたいと思いますね。ただ久住君は表情にも余裕があるので、このペースならついていけるし、また自分でペースメイクできるという自信がありますね。
後ろの嗣永君や岡井君としてはペースを作ってもらっているので精神的な負担は軽いと思います
平川:なるほど。そして画面はバイクリポートに切り替わります。上重さん?
72:
:2015/10/04(日)23:34:25 ID:
上重:バイクリポートはガッタス大学の1区能登有沙につけています。現在の能登の順位は11位、先頭とは200mの差がつきました。ガッタス大学も伝統と歴史のあるチーム、これまで様々な大会で多くのタイトルを獲得してきました。
その力とチームワークを箱根路でも発揮できるでしょうか。能登から20m前方の10位に負けん気の岡田がいます。かつて同級生でした岡田にまずは追いついて、そこからさらに上位を目指したいガッタスの能登です
河村:先頭に戻ります。既に9kmを通過してこの1㎞は2分52秒と相変わらずのハイペース。先ほど矢口がスパートした後プラチナの久住が集団の後方に下がりましたが、少ししたのちまた矢口の隣に出てきました。
歩道側が矢口、センターライン側が久住、その後ろに嗣永と岡井が続く隊列は変わりありません。そして先ほど矢口が久住と嗣永の位置取りを確認していました。あるいはこの後早いうちにもう一度仕掛けるつもりかもしれません。
ここで選手を先導する白バイをご紹介しましょう。センターライン側、加藤浩次巡査長です。選手の皆さんをスッキリと先導できるように努めたいとのことでした。歩道側が浜口優巡査長、チームのために黄金の伝説を作ろうとする選手を見守りながら先導しますと話していました。
なお、箱根駅伝は東京陸上競技協会、神奈川陸上競技協会の協力によって行われています。また大会関係車両といたしましてトヨタからプリウス プラグインハイブリッドをはじめとします各車両をご提供いただいております。
先頭は依然4人の集団のままとなっています
新谷:2号車です。先頭のハイペースに対してこの5位集団も徐々にペースを上げてきました。先ほどまで柴田が引っ張っていましたが、現在はワンシックスの牧野が前に出ています。9kmを通過してこの1kmは2分55秒でした。
牧野真莉愛は愛知県の西尾市出身、先ほどもお伝えしましたが入学前から各方面で素質について話題になり、ワンシックスはおろかハロプロのエース候補と推す声も少なくありません。一方でペース配分など粗削りな部分も見受けられエースを託すにはまだ早いという声もあります。
ただ、本人はそれを反省して克服する「克己心」を座右の銘にしています。さあ、その牧野に今度はアンジュルムの竹内が並んでさらにペースを上げて行こうとういう状況です
73:
:2015/10/04(日)23:35:42 ID:
河村:後ろの集団も先頭に引き離されないように選手がかわるがわる前に出てペースを上げているようです。現在その差は150mほど、まだ肉眼で捉えることができますが瀬古さん
瀬古:ええ、牧野ま…り…あい…君と竹内しゅ…あけ…り君ですね。あの、牧野君は野球の日本ハムのファンで竹内君は巨人のファンだそうですが、そういった点からもライバル意識というか、お互い負けられない気持ちが働いて良い効果を生み出しますね。
まあ私のお世話になっているDeNAも応援してほしいですけどね
河村:そうですか。さあ、先頭に戻りますが京浜急行の高架と併せるようにして第一京浜国道を南へ向かいます。
矢口と久住、並走しています。また矢口が久住に視線を送りました。矢口真里、この箱根に向けての調整は決して上手くいっていないということでしたが、本番を迎えたレース前、一歩一歩前に、全力で頑張っていきたい、新しい自分を表現したい、と話していました。
その言葉通り、ここまではハイペース、ハイレベルな走りで先頭集団を引っ張っています
平川:先頭はラブマの矢口を中心に力のある久住、嗣永、あるいは岡井がついて4人の争いとなっています。第1回ハロプロ箱根駅伝です
74:
:2015/10/05(月)22:18:28 ID:
平川:快晴の下、大勢のお客さんに見送られながら国道15号線、第一京浜を駆け抜ける16人のランナー、先頭集団から順位をおさらいしますと、先頭集団は4人、ラブマ、プラチナ、ベリーズ、キュートとなっています。
そして5位集団が5人、10位負けん気、11位ガッタスときて12位集団が5人となっています。さあ、先頭争いはどうでしょうか、1号車です
河村:先ほど10kmを通過した先頭集団4人ですが、10kmの通過が28分43秒でした。この時各ランナーがそれぞれ腕時計で通過タイムを確認しましたが、一番驚いていたのがキュート大学の岡井でした。
それもそのはず、この岡井千聖、10000mのベストタイムは28分57秒、ですからそのタイムより14秒早く10kmを通過したことになります。
まだ残り10km以上ありますが、このまま先頭について走りきることができるのか、そういった表情に一瞬なった岡井ですが…んっ?まだついていきます、4人の集団がまもなく中間点、立会川を通過しようとしています
新谷:2号車です。5位集団も10㎞を通過、そのタイムが29分7秒ということで、5人の中では竹内と小関が自身の10000mベストよりも早いタイム、牧野が自己ベストとほぼ同じタイムでの通過となっています。
そして、10㎞を通過して再びソロデビューの真野と太陽とCMの柴田が集団の前に出てきました。あるいはここから前との差を詰めるべくペースアップをしていくかもしれません。果たしてあとの3人は対応できるでしょうか
森;3号車は第10位の負けん気大学の岡田につけています。5㎞を過ぎて前の5位集団からこぼれましたが何とかリズムを取り戻して10位をキープ、後ろから追ってくるガッタス能登との差は30mから縮まることはありません。
負けん気のメンバーはジュニア時代から質の高い練習を行い、いつか強豪校に誘われ活躍することを夢見てきましたが、願い叶わなかった選手たちがこのチームに集まることとなりました。
何とか強豪校に一矢報いようと1区、アメリカはマサチューセッツ州出身、お父さんがアメリカ人、お母さんが日本人という岡田ロビン翔子が前を追います
75:
:2015/10/05(月)22:22:11 ID:
平川:負けん気の1区は岡田ロビン翔子、本来は秋山ゆりかが1区を走る予定でしたが調子を合わせることができませんでした。
ただ、この岡田は前に出ようとする気持ちの強さとその場を読む力に長けているそうです。負けん気はチーム自体が強気に攻めることを特徴とし、夢は全国区の選手と肩を並べることと言います。
岡田自身、キャプテンとしてその気持ちを走りに乗せていきたいと話していました。ここから順位を上げていくことは果たしてできるでしょうか
上重:バイクです。後方のチームでも動きがありました。まず八ッ山橋でつばき大学の浅倉樹々が飛び出し30m差をつけました。チームの歴史も浅く、自身の力もまだまだという浅倉ですが、ゆくゆくはチームNo.1、そしていつかはハロプロNo.1の存在になることを目指しているそうです。
夢は大きく、自分の力を信じるという浅倉が集団から抜け出し12位、さらに10㎞過ぎで研修生大学の金子りえが飛び出して後方の集団に15mの差をつけました。現在13位の金子りえです。
この金子はかつて練習を共にした同期のライバルが次々と強豪校に入学して結果を出す中、研修生大学でそれまでの経験を生かしてキャプテンを務めています。
今日は1区、同期だったアンジュルムの竹内朱莉には負けたくないと話していました。その竹内とは現在200mの差がつきましたが、ここから金子の追い上げが始まろうとしています
76:
:2015/10/05(月)22:23:32 ID:
平川:さあ、1号車?
瀬古:矢口君がまた出ましたよ
河村:先頭ですがラブマの矢口がまた仕掛けました!11kmを過ぎて鈴ヶ森の歩道橋を越えたあたりで、矢口が集団から飛び出して、今度は久住も嗣永もついていけません。
ご覧のように10mから15mの差がつこうとしています。小刻みなピッチによる弾丸のようなスピード、瀬古さん、このスパートはいかがでしょう
瀬古:はい、残り10kmありますけど、矢口君としては差をできるだけ広げたいですから自信を持って早めのスパートをしましたね。これは、まだまだ差が開いていくでしょうね
河村:さあ、箱根駅伝1区、ここで満を持してラブマ大学矢口真里が単独首位に立ちました!
平川:先頭争いに変化が出ました。優勝候補の本命ラブマ大学矢口が単独首位、果たしてこのまま狙い通りの走りができるのでしょうか。第1回ハロプロ箱根駅伝です
78:
:2015/10/06(火)22:20:37 ID:
平川:現在、首位はラブマ大学の矢口真里。独走態勢に入ろうとしています。
沿道からの声援に乗って、その差を30m以上広げようとしています。碓井さんは矢口のスパートをどう見ますか
碓井:そうですね、私は矢口君が後ろの選手と一緒に行って後半まで粘られると厄介だと思ったので早めのスパートに入ったのだと思います。
特に嗣永君はハーフを61分台で走りきる力がありますので、矢口君としてはここでできる限り引き離しておきたいところだと思いますね
平川:なるほど。持ちタイムから言えばトラックでは矢口の方が上ですがハーフでは置いていかれた嗣永の方が矢口を上回ります。さあ、その先頭矢口の様子はいかがでしょうか?
河村:先頭を走ります矢口真里、12㎞の通過が34分31秒、この1kmは2分52秒でやはりペースが上がりました。平和島を通過して後続との差はおよそ30mとなっています。
先ほどもお伝えしましたがこの箱根の舞台を迎えるにあたっての過程は順風満帆ではありませんでした。ですが、悲しくて仕方なかった時でも一緒に泣いてくれた仲間がいました。その仲間のためにもこの1区、区間賞で良いスタートを切りたいと話していました。
あっと、今後ろを振り返って後続との差を確認します
瀬古:まあここは矢口君のスピードでしたらもっと差を広げられますから、自分の走りに集中した方が良いですね
河村:さあ、このまま矢口が鶴見中継所に先頭でタスキを渡すのでしょうか、それとも置いていかれた3人の巻き返しはあるのでしょうか
79:
:2015/10/06(火)22:23:07 ID:
新谷:河村さん、2号車です。5位集団にも変化です!12㎞を過ぎて太陽とCMの柴田あゆみがグッとペースを上げました。
見通しの良い第一京浜国道、5位集団からはまだ先頭集団を肉眼で確認することができるのですが、このままではいけないと思ったのでしょうか、柴田がペースを上げて、これについていったのがソロデビューの真野恵里菜です。
そして集団が分かれるようにワンシックス牧野、アンジュルム竹内、カンガルー小関との差が10mつきました。やはり柴田もキャリアの豊富さなら負けません。エースとしてあえて1区に回りましたが必ず上位でタスキを渡す責任を全うしようとしています。
そしてソロデビュー選抜の真野は神奈川県座間市の出身、この後3区を走る松浦亜弥に憧れてこの世界に身を投じました。負けず嫌いで泣き虫という性格、その時のパフォーマンスによっては練習だけでなく本番でも涙を流してしまうそうです。
今日は涙を見せないためにも後半勝負、ここから前を追っていく必要があります。
さあそして、遅れた3人の中からさらにアンジュルムの竹内朱莉が牧野と小関に置いていかれようとしています。1区の後半に入って中位校にも変化が生じています
平川:後方からは柴田と真野、10000m28分台のランナーがペースを上げて前を追い始めたようです。先頭に戻りましょう
80:
:2015/10/06(火)22:27:09 ID:
河村:先頭を行く矢口ですが、思いのほかスピードに乗れていないでしょうか。
後ろの3人の中から久住と嗣永がキュートの岡井を置いて前の矢口との差を再び詰めようとしています。
一旦は30m以上あった差は現在10mあるかないかといったところ、先頭は矢口、10m離れて久住、その後ろに嗣永、さらに20m後方に岡井が続くという展開です。
久住が全く表情を変えず矢口に迫って来ます、そしてそれにピタリとついていく嗣永、序盤頑張った岡井はここに来てやや疲れたでしょうか。13kmの通過ですが、矢口はこの1kmを2分58秒かけています。矢口がまた後ろを振り返りました。
さあ、もう5mありません。久住がセンターライン側から…あっと?今度は嗣永が歩道側に出ました、ここでかわすのか、久住と嗣永、それぞれが矢口の左右から…抜きにかかる…抜きました!
さあ、今度は矢口がついていく番ですが、う~ん矢口の表情が険しくなりました、状態が良くないのでしょうか、そして差が少しずつ開いていきます。3mから5m、先頭が替わりました!
現在先頭はプラチナの久住小春とベリーズの嗣永桃子、ラブマの矢口も懸命に追っていますが、余力が残っていないのかもしれません。眼を閉じて両手をだらんと下げました。
何とかリズムを取り戻したい矢口、一方の久住と嗣永は快調なペース、そして先ほどまで集団では先頭の後ろについていた嗣永が初めて前に出て先頭争いを主導しようとしています。
対する久住はそれに対応すべく嗣永と並んで先頭を走っています
81:
:2015/10/06(火)22:28:13 ID:
平川:1区から熾烈な争いが繰り広げられています箱根駅伝。現在先頭はプラチナの久住とベリーズの嗣永、矢口が少し遅れて3位、4位に岡井、5位争いが柴田と真野という展開になっていますが、森高さん、区間賞候補の矢口が遅れてしまいました
森高:そうですね、皆さん仰っていたようにここまで本番に臨む過程が良くなかったので本調子ではなかったと思います。それでいて新八ッ山橋と鈴ヶ森で2回仕掛けてしまって余計に消耗してしまったのでしょうね、焦りもあったと思いますけど
平川:代わって先頭に立った久住と嗣永の争いはどう見ますか
森高:持ちタイムや実績という点では嗣永さんに分がありますけど、久住さんは潜在能力というかポテンシャルが高く未知の部分があるのでまだわからないです。この後の六郷橋が勝負のポイントになると思います
平川:なるほど。さあ、第1回ハロプロ箱根駅伝、久住と嗣永の2人が争う先頭争いはまもなく蒲田に入ります
82:
:2015/10/07(水)22:17:46 ID:
河村:先頭を走る2人、プラチナの久住とベリーズの嗣永が並ぶようにして激しい争いを演じています。14kmを通過しましたが、この1㎞は2分54秒、相変わらずのハイペースです。
じっと前を見て歩を進める久住に対してベリーズの嗣永は先ほどから何度か久住に対して視線を送っています
瀬古:矢口君がここで脱落したのは予想外でしたけど、久住君、それから…えー…ベリーズの選手も力はありますからこのままのペースで行ってほしいですね。
ラブマの2区はまた力のある後藤君ですから、矢口君もリズムを取り戻してこの差をできるだけ最小限でタスキを渡したいところですね
平川:画面は2号車、先頭と3位矢口との差は60mと出ていますが?
新谷:3位矢口ですが、なかなかペースが上がりません。この1㎞は3分1秒と初めて3分を超えてしまいました。
今、手袋で汗を拭います。表情は苦しいというよりもどんどん前との差が開いていく現実に呆然としているようにも見えます。
そしてこの矢口後ろには先ほどおいていかれたはずのキュート岡井、さらには5位集団のソロデビュー選抜真野と太陽とCM柴田の姿が明らかに近づいてきています
83:
:2015/10/07(水)22:20:14 ID:
町田:3号車はその後ろ、7位を走る2人につけています。ワンシックスの牧野とカンガルーの小関。前に牧野、その後ろに小関がつけています。1年生同士の対決、トラックの持ちタイムではキャリアの長い牧野が上ですが、小関もこの牧野に敢然と挑んでいます。
小関は現在先頭を走るベリーズ大学の嗣永からチームという垣根を越えて練習を共に行い、技術やメンタル面での指導を受けたと言います。今日はその嗣永に対して自身の成長ぶりを見せたいところ、そして同じ1年生の牧野には負けたくないという気持ちはあるでしょう。
牧野と小関、この2人が現在7位で続いています
上重:バイクです。14位の3人、エッグの長澤、JJの高木、こぶしの田口によって形成されている集団が何とかペースを上げて前を追おうとしています。最後方を走る3人ですが沿道、あるいは歩道橋の上から大きな声援が送られます。
集団の中ではJJの高木が前のポジションに位置しています。昨年は自身の力不足について悩むこともあったそうで、エース宮本が体調不良で離脱した時にその穴をチームとして埋めることができず、これではいけないと意識を改革、昨年はチームNo.1の走行距離を記録、誰よりも走ったそうです。
そして迎えた2016年箱根駅伝は現在14位を走っていますが、まだ前方には何人ものランナーを肉眼で捉えることができます。後半ペースを上げて良い順位で2区のエース宮本佳林へとタスキを渡したいところです
84:
:2015/10/07(水)22:22:42 ID:
平川:後方の選手もしっかりした足取りでペースが急に落ちるということはありません。先頭との差をどれくらいにして2区へとタスキを渡すでしょうか。
先頭が15kmを通過しました。依然2人の競り合いが続いてお互い譲りません。まもなく蒲田のポイントを通過します。京急の立体交差、かつてはここに空港線の第1踏切が設置されていました。
そのポイントを通過する2人、並走しながらペースを落とすことはありません。この踏切は現在撤去され交通渋滞および踏切遮断時間の解消という効果をもたらしています。
そして…う~ん、だいぶ遅れたでしょうか、ラブマの矢口が今通過していきました。その差は18秒、さらに、おっと?ソロデビューの真野が第4位で通過しました。矢口との差は5秒しかありません、そして岡井、柴田の順で通過します。
後半に入って真野がペースを上げました。続いてワンシックス、カンガルーが通過、そこから少し遅れてアンジュルム、竹内が9位で通過していますがトップとはまだ45秒差、このまま差を最小限に食い止めれば、アンジュルムの2区はエース福田花音が走りますので上位への浮上も期待できます。
そして、負けん気の岡田、さらにはつばきの浅倉が通過、およそ1分の差がつきました。そしてガッタスの能登に研修生の金子が追いついて蒲田を通過しました。その後ろに、先ほどバイクからリポートがありましたJJ、こぶし、エッグの3人が続きます。今、ポイントを通過しました。
トップとの差は1分28秒、従って先頭がかなりのハイペースで飛ばしているのですが、大きく遅れた選手もいないということで碓井さん、これはハイレベルなレースが展開されていることになりますね
碓井:そうですね、天候が良いというのもありますが、やはりランナー全体のレベルが上がって底上げがなされていますね
平川:なるほど。あっと2号車、順位が変わりますね?
85:
:2015/10/07(水)22:26:44 ID:
新谷:優勝候補の本命、そして1区区間賞に最も近いと言われたラブマの矢口真里がピンチです!ソロデビューの真野にかわされて4位に落ちました!この1区を走るランナーの中では5000m、10000m共に最も良いベストタイムを持つ矢口ですがここに来てペースがガクンと落ちました。
3位に上がった真野との差は15mから20mに広がろうとしています。
何とか前を追いたいところですが表情に力強さが宿りません、蒼白といった感じで歩を進めている矢口真里、そして後ろからは一度は置いていったはずのキュート岡井、それから太陽とCM柴田が近づいているのがはっきりとわかります
平川:ちょっと矢口が力を出し切れずにずるずると後退しているようです。あるいは先ほどゲストの森高さんからご指摘があったように本調子ではないその焦りから序盤オーバーペースに陥ったのかもしれません。先頭に戻りましょう
河村:先頭は16kmを通過、46分15秒でこの1kmも2分55秒でした。プラチナの久住とベリーズの嗣永、画面左、センターライン側に久住、そして右、歩道側に嗣永です。矢口を抜いてからお互いずっとこのポジションを維持しています。
下がって背後につくということはしません。間もなく1区最大の勝負ポイント、六郷橋へと差し掛かりますが、この2人、実は同じチームで活動していた経験もあります。お互いの力関係を把握した上で、果たしてどこで仕掛けてくるでしょうか
瀬古:はい、仕掛けるとすれば六郷橋か神奈川県に入ってからですね。ですが、牽制し合うと後ろの真野君もどんどん追い上げてきますので気を付けないといけませんね
河村:2人の後ろは現在矢口に代わって真野が3位、その差は130mとなっています。この真野が後半ペースを上げているので前の2人も易々とペースを落とすわけにはいきません。
予断を許さない状況、また嗣永が久住に視線を送りましたが、久住は全く意に介しません。この辺り常にマイペース、大舞台でも物怖じしない強さがあります。
残り5㎞を切りました。ここから何処でレースが動くのでしょうか
86:
:2015/10/07(水)22:33:39 ID:
平川:プラチナ久住とベリーズ嗣永、先ほど森高さんのお話にもありましたように、持ちタイムの比較から言えば嗣永桃子に分がありますが、久住の方が走りに集中しているように見受けられます。
碓井さん、この後2区以降の力関係を考えるとベリーズの嗣永はどこかで仕掛けたいでしょうね
碓井:そうですね、この後プラチナの2区は高橋君が走りますので、嗣永君としては何処かで仕掛けてある程度差をつけたいでしょうね。
ただ、闇雲に仕掛けて差がつけられないと後になって響いてくるので注意しないといけませんけど、まず嗣永君がしかけて久住君がどう対応していくか、ラスト勝負になれば久住君も地力があるのでわからなくなってきますね
平川:なるほど。久住小春のプラチナ大学はこの後2区に高橋、5区に田中れいなという強力な2人が控えています。
かつてはハロプロのその先を見たくてチームに加入した、このチームはいわば踏み台と発言し物議を醸したことがありますが、それくらいに不敵と言いますかどんな状況でもリラックスできる姿勢が、ハイペースの先頭争いにも対応できているということになります。
さあ、淡々と自分のペースを刻む久住に対して、虎視耽々とどこかで勝負に出ようという嗣永、第1回ハロプロ箱根駅伝、まもなく舞台は東京から神奈川へと移ります
87:
:2015/10/08(木)22:26:26 ID:
河村:先頭はプラチナ大学の久住とベリーズ大学の嗣永、依然2人の並走が続いています。この2人から150m後方に3位のソロデビュー選抜真野の姿がかろうじて確認できるという状況です。
17kmを通過してこの1㎞も2分54秒とペースが落ちません。新春の冷たい空気、張りつめた緊張感の中、まもなく六郷橋へ差し掛かろうとしています
新谷:序盤先頭集団を牽引していた矢口ですが、ペースが全く上がりません。先頭集団においていかれた後は真野、岡井、柴田に抜かれ、ついていくこともできず現在6位となっています。
そしてまた2人の集団、カンガルーの小関とワンシックスの牧野、共に1年生、若い力の勢いに矢口が吸収されそうです、その差は20mにまで縮まりました。優勝候補ラブマ大学の矢口真里、1区を託されましたが厳しい状況に陥っています。
何とかこの苦しい状況を我慢して2区のエース後藤にタスキを繋げたいところです
平川:鶴見中継所では各チームのエースと呼ばれるランナーが、1区、大手町から運んできたタスキを待っているわけですが…あっ、1号車?
88:
:2015/10/08(木)22:30:51 ID:
河村:先頭争いが動きました!六郷橋、多摩川を横断するこの橋の手前でベリーズの嗣永桃子が仕掛けました!やはり力を残していたロードに強い嗣永、ここで勝負に出ます!その差を5mから7m、そして10mに広げて今、橋の上り差し掛かりました!
久住はついていけません。ここで仕掛けるのか、といった表情で初めて嗣永に視線を送りました!
瀬古:はい、ベリーズのえー……この選手はですね、ずっと昔からハロプロで鍛えられていますから多少のアップダウンは苦にしませんね、ですから上りの場面で相手が苦しくて追いつけないだろうと判断してスパートをかけましたね
河村:なるほど。しかしスタートからここまでずっとハイペースで飛ばしてきました嗣永桃子、まだ残り3㎞少々ありますがこのまま逃げ切ることはできるでしょうか。
そしてプラチナの久住小春、橋の上りで後れを取りましたが周囲から認められる潜在能力の高さをもって再び先頭を捉えることはできるでしょうか。
今、18kmを通過して、この1㎞は2分55秒、上りがありますが2分55秒で通過しました。陽射しが嗣永を照らします。残り3㎞、ここで単独トップに立ったベリーズ大学、嗣永桃子です
平川:先頭争いは2チームの一騎打ち、勝負に出たのはベリーズ大学の嗣永桃子でした。その差は30mになろうとしています。
さあ、多摩川の上空から先頭争いを映しています。東京と神奈川の境界を横断するランナーの姿、この多摩川は山梨県と埼玉県の県境にある笠取山の水が水源となっています。昔はこの広い河口を横断するために各箇所で渡し船が常備されていました。
この六郷においても明治時代に橋が架橋されるまでは六郷の渡しが設けられていました。現在の橋は1984年に架け替えられたものです。この橋を正月にハロプロNo.1の座をかけて各ランナーが横断しています。
嗣永桃子、橋の中腹を突き進みます。
橋の上からも大勢のお客さん、応援を受けながら走り抜けていますが、おっと、今笑顔で沿道のお客さんに応える仕草を見せました嗣永桃子、まだ余力はありそうです。このまま行けば今年の箱根駅伝、最初の区間賞はこの嗣永のものとなりますが、1号車です
河村:先頭の嗣永が六郷橋を今度は下りますが、この下りを利用してさらに差を広げようとしています。後ろのプラチナ大学久住小春、その姿はどんどん小さくなっていきます。
ハロプロをに入った当初から意識の高さ、精神力の強さは周囲から一目置かれていました。そして練習や公演で多くの経験を積みレースの流れや展開を読む力、判断力も磨かれたと言います。
そうして迎えた今年の箱根駅伝、実績十分の矢口やミラクル久住を相手に自身の力を発揮し現在トップ、表情はまだしっかりと前を見据えています。神奈川県川崎市に入りました。残り2㎞少々、さらに差を広げて2区へとタスキをリレーします
89:
:2015/10/08(木)22:32:54 ID:
平川:嗣永桃子、スピードだけでなくスタミナ、そしてロードに対する適正も本物だったと言えそうです。ハイペースとなった先頭争いは残り3㎞で決着がつきそうですが、待ち受ける鶴見中継所の様子はいかがでしょうか、佐藤さん?
佐藤:鶴見中継所です。各校のエースが揃う花の2区、この沿道も随分と賑わってきました。先ほどラジオや携帯テレビの音声から嗣永が飛び出したという情報が流れ、この黒山の人だかりが湧きました。そしてアップに励む選手達の間では出発を迎える独特の空気が漂っています。
待ち受けるエースたちの声、プラチナ大学の高橋愛ですが、1区の小春がどれだけの走りをするかわかりませんが、2番手以降でも前を追える位置、1分以内なら先頭を狙います。調子について聞くと、にっこりと笑顔で、かたいざーとだけ答えてくれました。
一方ラブマ大学の後藤真希、姿を見せた当初は時折笑みを見せながら関係者と話す姿も見られたのですが、矢口が遅れたという情報が届くと神妙な面持ちに代わりました。
それでもインタビューには答えてくれまして、66分台で走りきる自信はある。仮に遅れてきたとしても自分のところで流れを変えて3区4区で逆転できるようにしたいと話していました。
それからこちらも注目のワンシックス大学鞘師里保ですが、こちらは黙々と一人でアップに取り組んでいました。余計なことは考えず、とりあえず走りに集中したいとのことです。各校のエースたちがそれぞれの風を吹かせ、それぞれの色を咲かせる花の2区、まもなくその舞台の幕が開きます
平川:鶴見中継所の様子でした。中継所に真っ先に飛び込んでくるのは現在先頭の嗣永桃子ということになるのでしょうか、2区は菅谷梨沙子が走ります。
画面変わって2号車、久住はどうでしょうか?
90:
:2015/10/08(木)22:34:46 ID:
新谷:現在2位を走りますプラチナの久住、表情が険しくなることはありませんが先頭との差は徐々に開いています。
その差は18秒、およそ100mの差がつきました。この久住は高い能力がありながらチームプレーが苦手、およそ駅伝には不向きな性格と言われています。
それならば仲間の汗が染み込んだ重いタスキを運ぶのではなく、その自在な走りでタスキに勢いをつけてほしいということで1区起用が決まりました。
嗣永には遅れを取りましたが2位を走ります。そして2区は高橋愛、久住がメンバーの中で最も信頼しているという高橋にはたしてどのくらいの差でタスキを渡すのでしょうか
町田:3号車です、新八ッ山橋を越えてから10㎞以上並走していたワンシックスの牧野真莉愛とカンガルーの小関舞ですが、19㎞を過ぎて牧野が決着をつけるべく小関との差を15m広げました。
しかし小関も必死に差を広げられないようにとピッチを上げてきました。1年生対決の決着をつけるにはまだ早いと必死の頑張りを見せます。そして牧野の前方にはキュート岡井の姿が少しずつ大きくなっています。
ここからの頑張り次第で順位を上げることができるかもしれません
上重:優勝候補のラブマ大学が出だしの1区で誤算です。矢口真里がガッタスの能登に続いて、研修生の金子りえにも抜かれます、これで13位に落ちました。
抜かれたランナーについていくことができません。先ほど19㎞を通過しましたが、この1㎞は3分19秒かかってしまいました。表情は虚ろ、自慢の小気味いい走りが全く見えなくなってしまいました。
駅伝の流れを左右する1区でこれ以上のロスは何とか避けたいところですが、さらには14位、エッグ大学長澤の姿も近づいています。このまま順位を落としてしまうのでしょうか、矢口真里にとってここが正念場です
91:
:2015/10/08(木)22:36:40 ID:
河村;先頭に戻ります。嗣永桃子が20kmを通過して57分44秒、この1kmも2分51秒とハイペースが途切れることはありませんでした。
千葉県柏市出身の嗣永、この世界、ハロプロに入りたての頃から目的意識の高さには定評がありました。そして全国トップクラスの力を持つにまで成長した今でも変わることのない向上心が自らを先頭へと押しやります。
結果は出すけど求心力が無いのでなかなか周りから頼られず、キャプテンはおろか副キャプテンにもなれなかったそうですが、今日はこの素晴らしい走りでチームを引っ張ります。今、残り1㎞を通過、手元の時計で58分35秒、嗣永桃子の快走が続きます
平川:残り1kmを切りましたが嗣永のペースは落ちません。森高さん、いかがですか嗣永の走りは
森高:ええ、今日の走りも含めて彼女は方向性にブレが無いので、強い選手を相手にしてもきちんと自分の力を発揮してきますね。昔から注目はしていましたけど、ここまでの走りは見事だと思います
平川:なるほど。さすがに周囲から絶賛されるほどの自己管理能力、あるいは精神力が後半、六郷橋を越えて川崎市内に入ってきて生きています。2位久住の姿がだいぶ小さくなってきましたが?
92:
:2015/10/08(木)22:38:23 ID:
河村:はい、およそ30秒、150mの差がついたとみていいでしょう。自身のアピールポイントでもあるつぶらな瞳でしっかりと前を見据えています。瀬古さん、ベリーズ大学としてはどれだけ差を広げておきたいでしょうか
瀬古:そうですね~ベリーズの2区菅谷君も良いランナーですけどプラチナの高橋君が強力なので出来る限り広げたいでしょうね
河村:残り400mを切って最後の力を振り絞ります。ラストスパートに入る嗣永桃子、今、タスキを外しました。
今日は序盤からハイペースなレースとなりましたが、後半これだけの力を残していました。関係者からは客観的にレースを見て分析する力がある、どの区間でも走れるオールラウンダーという評価を得ています。
そんな中嗣永は、1番速く走れば100%トップでタスキを渡せるからとこの1区を志願して期待に応える走りを見せました。表情は苦しさ、辛さというのを全く出していません。この辺りから徹底して完成された走り、表現力があります。さあ嗣永が、左にカーブを切って側道へと入っていきました!
93:
:2015/10/08(木)22:40:08 ID:
佐藤:鶴見中継所、天気は晴れ、新春の陽光降り注ぐこの側道、祝福の煌めきを受けるべく真っ先に駆け込んできたのはベリーズ大学嗣永桃子です。
今、タスキを握りしめ右手を挙げた!先頭は嗣永桃子、そして待ち受けるのはエース菅谷梨沙子、軽く手を上げて嗣永を迎えます。やはりこの嗣永の独特の存在感は駅伝でも生きていました。残り30m、ずっとハイペースを貫いた嗣永から、菅谷へ、今、タスキが渡りました!
今年の箱根駅伝、まず最初でタスキを渡したのはベリーズ大学です。タイムは1時間1分30秒、見事な走り嗣永桃子、あっと両手を振って沿道のファンに応えています。何とまだ余力があるといった感じの嗣永桃子が1区、トップでタスキを渡しています
上重:ラブマ大学の矢口真里が最下位に落ちました!先ほどJJの高木とこぶしの田口に吸収され、何とかペースを合わせようとしたのですが、この2人が残り1㎞でペースを上げるとついていくことはできませんでした。
苦しい走りが続いている矢口真里です
佐藤:鶴見中継所です。側道にやって来たのはプラチナ大学久住ですが?あっと!後ろからソロデビューの真野が追い上げています!直線でかわそうという勢い、プラチナ高橋、ソロデビュー選抜平家、この2人がリレーゾーンで待っていますが…最後の直線でかわしました!
まず、2位でソロデビュー選抜真野がタスキを渡します。そして久住から高橋へタスキがリレーされました!最後の直線で逆転がありました2位争い、そしてプラチナ大学の高橋愛は先頭と41秒差でスタートしていきました
町田:3号車です。序盤先頭集団についていったキュートの岡井、現在5位ですが後ろからワンシックスの牧野、そしてカンガルーの小関、2人が岡井に接近しています。
しかし岡井も何とか追いつかれまいとスピードを上げる、5位争いは残りわずかで接戦となって中継所になだれ込もうとしています!
94:
:2015/10/08(木)22:45:40 ID:
佐藤:鶴見中継所、トップが通過してから1分が経過、第4位のランナー側道に入ってきました。第4位は太陽とCM大学柴田あゆみです。前半勝負で他校にプレッシャーを与えたい太陽とCM、エースの柴田が上位でタスキを運んできました。
今、柴田が大谷へタスキを渡しました!その差は1分16秒です。続いて3人のランナー、キュート、カンガルー、ワンシックスですが、さあ直線の争い!前半先頭集団についていった岡井が粘った!岡井が粘って第5位でタスキリレー!
ほぼ同時にワンシックス、鞘師里保がスタート、さらに小関も頑張った、7位で戸田鈴音へタスキをリレーしました!岡井千聖、倒れ込みました。途中まで先頭集団のハイペースについていき、後半は若干失速しながらも最後まで粘りました。
そして第8位でやって来たのは…おっと、つばき大学です、つばき大学浅倉樹々が側道に入って逆転、ラストスパートの走り、第8位でつばき大学、浅倉から山岸へ、そして9位でアンジュルム竹内朱莉、2区の福田花音に今、タスキが渡りました。
さらに第10位、大きな声、そして笑顔で1区のランナーを鼓舞します。負けん気大学、キャプテン岡田からエースの吉川友へタスキリレー、続いて11位はガッタス大学、能登から是永へ、その後ろ12位は研修生、田辺奈菜美がタスキを受け取ってスタートしました!
走り終えた金子りえ、両膝に手を置いて顔を上げることができません。疲れましたがキャプテンとして1区を走り切りました。そして残すは4チームとなりましたが、何と優勝候補のラブマ大学がまだ来ていません。
今、次のランナーが見えてきましたが、13位はエッグ大学です、側道に入って長澤が最後の力を振り絞り、今、2区の前田彩里へとタスキを渡しました。続いてやって来たのはこぶし大学、14位で浜浦がタスキを受け取ってスタートしてきました!
さらに15位でJJ大学、期待の宮本佳林が今、スタートして行きました!あっと、高木紗友希が倒れた。この箱根に向けてひたすら走り込みチームで一番の走破距離を踏んだという高木ですが、ちょっと不本意な走りとなりました。
そして波乱となりました1区、何と一番最後にやって来る最終ランナーはラブマ大学です。今、2区のエース、後藤真希がロングコートを脱いで沿道の大声援と共にリレーゾーンへ登場します。
しかし側道に姿を見せた矢口真里は全くペースが上がりません、苦しい走りとなりました。さあ、優勝候補ラブマ大学が今、16位でタスキをリレーしました!後藤真希がスタートします。崩れ落ちた矢口真里、本調子ではなかったのでしょうか。
序盤から積極的にハイペース、自ら仕掛ける場面が何度かありましたが引き離すことはできず、終盤その反動に襲われました。スタッフに抱えられ中継所を後にします。ラブマ大学はトップとは3分5秒、およそ1kmの差をこれから追っていくことになりました。
鶴見中継所、16校全てのタスキリレーを終えています
平川:優勝候補ラブマ大学が1区で出遅れましたが、16校が花の2区へと入りました。エースたちの力比べが始まります。1号車は先頭ベリーズの菅谷を捉えています。入りの走りはいかがでしょうか?
95:
:2015/10/08(木)22:47:15 ID:
河村:嗣永桃子の快走を受けて現在先頭を走りますベリーズ大学、2区は菅谷梨沙子です。
1kmの入りは2分52秒でした。まずまずの入りですね、瀬古さん
瀬古:はい、今日の2区はですね、後ろから追ってくる高橋君や後藤君に注目が行ってしまいますが、この菅谷君も小さい頃から活躍している選手ですのでこれは落ち着いて入ったと言えますね
平川:追ってくる後続チーム、動きはどうでしょうか?
新谷:そのベリーズを追ってプラチナの高橋愛が軽快な滑り出しを見せています。スタートして300mでソロデビュー選抜の平家をかわして2位に上がりました。1kmの入りは2分45秒です
平川:2分45秒、高橋愛は前半から飛ばしているようです。そして3号車はいかがでしょうか?
96:
:2015/10/08(木)22:48:29 ID:
町田:3号車です。現在5位を走るキュートの鈴木愛理を捉えています。先ほど1kmを通過して2分49秒という入りでした。
その後方、こちらも注目のワンシックス鞘師里保、鈴木とはほぼ同時にタスキを受けましたが並ぶことはしませんでした。自重しているのかまずは6位をキープした走り、1kmは2分53秒となっています
平川:そしてバイクです。後藤真希は最後方からのスタートとなりましたが、上重さん?
上重:バイクはハロプロ界エースの1人、後藤真希につけています。まさかの1区最下位でのタスキリレーととなりましたラブマ大学ですが、後藤真希は果たして今どのような気持ちで走っているでしょうか。前との差、15位のJJ大学とは鶴見で27秒の差がありました。
そして先頭のベリーズ大学とは3分5秒という1区としては大きな大きな差がついています。スピードを上げて一歩一歩差を詰めていこうという後藤真希、この23.1kmでどこまで先頭との差を詰めることができるでしょうか
平川:エース区間と呼ばれる花の2区、各校とも要となるランナーがチームために使命感と誇りを持って横浜市内、23.1㎞を走り抜きます。第1回ハロプロ箱根駅伝です
98:
:2015/10/09(金)06:40:39 ID:
読んでますよ
駅伝としてはリアリティあるんだろうけど
勝ち負けがはっきり出てしまうとなんでスキルも経験も
充分ハイレベルなタケちゃんやさゆべえが遅いんだろとか
少し疑問に感じてしまったり…
全員で並んでゴールみたいな変な悪平等は必要ないし面白くないけど
もう少し接戦にしたりそれぞれの見せ場作ってほしいかな、なんて
思いましたがそれも大変だとは思うんで、難しいですよね
99:
:2015/10/09(金)08:54:34 ID:
全部読んでるし、めちゃくちゃ楽しみにしてる。
僕は結構最近ハロプロにはまったから、たけちゃんとか、さゆきとかすごい好きだし、逆に柴田さんとかはよくわからないから、正直順位には不満もあるけど、全部が思い通りにならないのもまたスポーツの良さでもあるから、これはこれで作者の方の思い通りに完結させて欲しいと思います。
101:
:2015/10/13(火)22:40:24 ID:
平川:箱根駅伝はエースたちが集う花の2区へと入りました。
1区の勢いを受けて弾みをつけるランナーがいれば、1区の遅れを取り戻そうと勢い取り戻そうとするランナーもいます。また、中間点を過ぎてから権太坂のだらだらした上り、そしてラスト3㎞のアップダウンという2つの難所が控えています。
難易度の高いコースとチームに与える影響、この点を考慮して各チームとも力のあるエース級が集まり「花の2区」が形成されることになります。先頭はベリーズ大学菅谷、プラチナの高橋が2位に上がって菅谷を追う展開となっています。
さらにその後ろからも一騎当千のランナーが先頭を目指して追走することになりますが、バイクリポート、後藤の走りはいかがでしょうか?
上重:最下位発進となりましたラブマ大学後藤真希、遅れを取り戻そうと序盤から飛ばしています。
1㎞の通過が2分46秒、そして今2㎞を通過して5分32秒、ですからこの1㎞も2分46秒というラップを刻んでいます。
普通に走れば区間賞は固いと言われる後藤ですが、体調不良でしばらく走れない時期があったことと、この順位からのスタートということで楽観はできません。
まずはここから上位を狙える位置まで順位を押し上げていこうとしています
102:
:2015/10/13(火)22:43:10 ID:
平川:ラブマ大学の後藤真希、2区を走るランナーの中では唯一10000m27分台のベストタイムを持っています。最下位スタートですが、そうなると逆に何人のランナーを抜いてタスキを渡すかが注目されます。先頭はベリーズ大学の菅谷、1号車です
河村:ベリーズ大学の菅谷梨沙子、3kmの通過が8分38秒、この1kmは2分53秒でした。
1区の嗣永は二つ結びでしたが、この菅谷は明るいガーリーヘアが特徴です。
神奈川県逗子市の出身、従って今日は地元の方が応援に駆けつけているそうです。いつもは口数の少ない菅谷ですが、この話についてはおそらく保土ヶ谷付近で応援されると思う、権太坂に入る前なので励みになります、と少し嬉しそうに話してくれました。
10000mのベストは28分25秒、このスピードをロードにも生かすことができるのですが、唯一の懸念は体調管理に苦労している点だと関係者は話していました。
この菅谷の後方150mの位置にプラチナの高橋愛、その姿はまだ小さく映っていますが、徐々にその差が詰まっているようです
平川:そして画面は3号車です。序盤から順位が変わりそうです
町田:現在4位を走る太陽とCM大学の大谷雅恵、その大谷に後ろからキュートの鈴木愛理がみるみる接近、その差が5mになりました。
鶴見ではおよそ100mの差があった大谷と鈴木ですが、この鈴木は28分9秒という10000mのベストタイム、何よりロードに対する強さに定評があります。大谷も1区の柴田が作った良い流れに乗って懸命の走りですが、さあ、鈴木が大谷を捉えて1つ順位を上げそうです。
歩道側から大谷をかわします、並んで…かわしました!キュート大学鈴木愛理がこれで4位に上がりました。
ですが抜かれた大谷も鈴木のペースについていこうとしています
103:
:2015/10/13(火)22:44:15 ID:
平川:2区も序盤から順位変動がありました。エース級ランナーによる争い、非常に楽しみですが、ここで1区鶴見中継所の通過順位を振り返ります
1 ベリーズ大学 1:01;30
2 ソロデビュー選抜 1:02:08(+0:38)
3 プラチナ大学 1:02:11(+0:41)
4 太陽とCM大学 1:02:46(+1:16)
5 キュート大学 1:03:03(+1:33)
6 ワンシックス大学 1:03:05(+1:35)
7 カンガルー大学 1:03:09(+1:31)
8 つばき大学 1:03:22(+1:52)
9 アンジュルム大学 1:03:26(+1:56)
10 負けん気大学 1:03:35(+2:05)
11 ガッタス大学 1:03:40(+2:10)
12 研修生大学 1:03:43(+2:13)
13 エッグ大学 1:03:57(+2:27)
14 こぶし大学 1:04:03(+2:33)
15 JJ大学 1:04:08(+2:38)
16 ラブマ大学 1:04:35(+3:05)
先頭はベリーズ大学、後半差を広げて2位に38秒差、この差がこの後の展開にどう影響してくるでしょうか。
2位はソロデビュー選抜でしたが現在はプラチナ大学が逆転しています。キュートも順位を上げて現在4位、10位の負けん気で2分以上の差、そして優勝候補ラブマ大学が3分5秒差の最下位で鶴見中継所、後藤真希がスタートしています
104:
:2015/10/13(火)22:47:06 ID:
1 嗣永桃子 (ベリーズ大学) 1:01:30
2 真野恵里菜 (ソロデビュー選抜) 1:02:08
3 久住小春 (プラチナ大学) 1:02:11
4 柴田あゆみ (太陽とCM大学) 1:02:46
5 岡井千聖 (キュート大学) 1:03:03
区間賞は嗣永桃子が見事に獲得、61分台で1区を走りました。
ソロデビューの真野が最後に逆転で2位。久住は前半の頑張りが後半に影響したでしょうか。柴田、岡井も頑張りました。それでは区間賞嗣永桃子のインタビューです
佐藤:鶴見中継所、見事1区区間賞を獲得しました嗣永桃子選手です。見事な走りでした
嗣永:はーい、ありがとうございますー
佐藤:今日は序盤からハイペースで次々と選手が遅れて行く中、矢口選手や久住選手といった強い選手との争いとなりましたが自信はありましたか
嗣永:うーん、まあももはよく自信しかないと言ってて疑う人も多いんですけど、これまで場数を踏んでいろいろ勉強していますから、やっぱり今日も自信を持って走りきることができました
佐藤:後半はプラチナの久住選手と一騎打ち、六郷橋の手前でのスパートは計算でしたか
嗣永:ももはアイドルなので計算なんてしないんですけど、都内で控えめにして力を残していた分、神奈川に入ったら頑張ろうと思いました
佐藤:そして61分30秒というタイムでタスキをリレー、2位以降にも大きく差をつけましたが、この後は芦ノ湖へ向かわれるんですか
嗣永:メンバーからは来なくていいって言われてるんですけど、一応芦ノ湖へ行って、往路優勝できたらいいな、と思いながらチームのゴールを待とうと思います
佐藤;そうですか。以上鶴見中継所でした
105:
:2015/10/13(火)22:51:05 ID:
平川:あのハイペースで走り抜いた後もまだ余裕のあるインタビューでした。さあ、その嗣永からタスキを受けた菅谷の走りはいかがでしょうか
河村:現在は新子安を走っています先頭の菅谷梨沙子、左手にはビルが連なっていますが、その先には石油精製や化学など横浜の工業地帯が広がっています。
4kmを通過してこの1㎞も2分54秒と2分50秒を少し超える快調なペースを維持しているのですが、後ろのプラチナ高橋の姿がまた詰まって来たようでその差は20秒、およそ120mの差となっています。
さて、瀬古さん2区の展開ですがどう予想しますか
瀬古:はい、まずプラチナの高橋君が追い上げていますので、このまま行けば追いつくでしょうね。ただ菅谷君も力はありますから後半勝負に出れるように力を蓄えておいた方が良いですね。
それからキュートの鈴木君、あるいはワンシックスの…かわ………選手も力がありますから、前をどんどん追っていけば好記録が期待できそうですね
河村:ワンシックスの鞘師にも期待しているということですね
瀬古:それとラブマの後藤君は最下位でタスキを受けたので気負っていないかが心配ですね。
あとアンジェルムの福田花音君ですか、チーム名もアザラシく…新しくなったので頑張れると思います。
それからエッグ大学の前田君ですね、こののちマラソンで世界選手権に出そうな雰囲気を持っているので私は注目しています
河村:なるほど。瀬古さん2区の注目として前田彩里の名前も出てきました。先頭は菅谷梨沙子、今ちょっと手袋で顔を拭いました。
沿道からは途切れることのない応援が菅谷に飛んできます。午前9時を過ぎた横浜市内、大勢のお客さんが集まって小旗の波が揺れます。
新春の箱根路からかけられる声援を一番最初に受けている菅谷梨沙子、5kmの通過は14分24秒でした
106:
:2015/10/13(火)22:52:10 ID:
上重:バイクは現在12位、JJ大学宮本、こぶし大学浜浦、エッグ大学前田の3人につけています。
鶴見でタスキを受けた時点では12位のエッグから14位のJJまで11秒の差があったのですが、まず浜浦が前田に追いつき、2㎞手前で宮本がこの2人に追いついて現在は3人による集団走となっています。
4㎞を通過してこの1㎞は2分56秒でした。ただ、その後ろからご覧のようにラブマ大学後藤真希の姿がどんどん大きくなっています。現在最下位のラブマ大学、後藤にしてみればようやく最初の目標を見つけました。その差は現在6秒となっています
平川:12位グループの3人、この中ではJJの宮本が5000m13分42秒、10000m28分31秒という優秀なタイムを持っていますが、その宮本との差を4kmで21秒縮めた後藤真希、調子が良いということでしょうか。
先頭はベリーズ大学菅谷梨沙子が、横浜の中心へ向けて走ります。第1回ハロプロ箱根駅伝です
107:
:2015/10/14(水)22:38:51 ID:
平川:箱根駅伝は花の2区、エースたちのぶつかり合いが行われています。既に順位の変動が何箇所かでありました。
先頭はベリーズ大学の菅谷、1区嗣永の快走を受け、ここまで自分のペースを守っています。そして後ろから2位に上がったプラチナの高橋愛が接近しているとのことですが、碓井さんは2区序盤の動きをどう見ますか
碓井:ええ、今日はコンディションが良いですから、今のところ調子が悪そうな選手は見当たらないですね。
菅谷君も5㎞は14分24秒ですから決して悪くはないのですが、後ろの高橋君は14分3秒で来ていますから、運営管理車からどういう指示が飛んでいるのか、まあ無理に逃げないで高橋君に追いつかれた上で引っ張ってもらい、権太坂以降の勝負というのも考えられますね
平川:なるほど。ゲストの森高さん、この菅谷はどういう選手でしょうか
森高:小さい頃から実力があって非常に色々な場所で結果を出す子でした。
大きくなってピーキングに苦労している面は見受けられましたけど、調整が合えば後ろから追ってる高橋選手や後藤選手を超える力を発揮してくるかもしれませんね
平川:ということは、調子次第では高橋と互角以上に渡り合ってトップを維持することができるかもしれません。
さあ、これは3号車ですか?
108:
:2015/10/14(水)22:41:06 ID:
町田:平川さん、もう1人区間賞争いに割って入りそうなランナーがいました。
10位でタスキを受けた負けん気の吉川友が飛ばしています。既につばきの山岸、アンジュルムの福田、カンガルーの戸田、そして何とワンシックスのエース鞘師をもかわして現在6位を走っています。
そして5位を走ります太陽とCMの大谷雅恵を捉えてまた1つ順位を上げようとしています。さあ、大谷を捉えてセンターライン側から…抜きました!これで負けん気が5位に上がっています。
目の前にランナーがいたらどんどん抜いていきたい、自分らしく頑張ります、とレース前に話していた吉川、5kmの通過が14分2秒ということでこれはラブマの後藤やプラチナの高橋とほぼ同じタイム、素晴らしい走りで序盤飛ばしています。
この吉川の後ろ、およそ5m後方に鞘師がつけて、鞘師もここで大谷をかわして6位に上がりました
平川:吉川が高橋や後藤と遜色ないタイムで5つ順位を上げています。この吉川はブラジルやペルーなど南米への遠征で力をつけました。そして後ろからラブマの後藤真希が順位を上げたでしょうか?
109:
:2015/10/14(水)22:42:20 ID:
上重:後藤真希ですが、ここでまとめて3人をかわしそうです。
先ほど5㎞手前で前の集団からこぼれたエッグの前田を抜いて15位に上がりました。さらにガッタスの是永を吸収したJJ宮本とこぶしの浜浦、この12位集団の3人を今センターライン側から捉えて…抜き去りました!後藤真希がこれで4つ順位を上げて12位に上がっています。
5kmの通過が14分ちょうどで早いと思ったのか、少し息を入れるようにペースを落とす場面もありました。しかし現在はスピードを上げてさらに前を追っていきます。
次の目標は研修生とつばきの2人、およそ50m先の視界に捉えています
平川:まさかの最下位スタートとなりました後藤真希、こういう局面で力を発揮することはなかなか難しいのですが、そこは流石にハロプロを代表するランナーの一人、修正ができているようです。
さあ、先頭の菅谷が首都高速神奈川1号横羽線の高架と合流し、神奈川本町を通過していきます。東海道五十三次、日本橋から数えて3番目の宿場町が、現在の神奈川本町を中心とする神奈川宿でした。
第1回ハロプロ箱根駅伝、先頭は横浜駅へと向かっています
110:
:2015/10/15(木)22:19:39 ID:
河村:先頭菅谷の背後、高橋の姿が大きく大きくなってきました。現在その差は20mとなっています。
菅谷の7kmの通過は20分14秒、ですから菅谷もこのままいけば67分台という早いタイムで2区を走り抜けそうなのですが、その菅谷を1㎞あたり5秒ずつこの高橋は詰めていることになります。
さあ瀬古さん、高橋が来ました
瀬古:はい、一気に来ましたね。高橋君はスピードに乗って攻めていますね。ただ、菅谷君も前半は無理していないので、追いつかれてもここはついていきたいでしょうね
河村:8㎞を通過してこの1㎞は2分58秒でした先頭の菅谷、まもなく横浜駅を通過します
平川:先頭のベリーズ菅谷にプラチナの高橋が追いつきそうです。
上空から横浜駅周辺、横浜みなとみらい21とベイブリッジをご覧いただいています。このみなとみらい21の中にハロプロの新聖地とも呼ばれる横浜国際平和会議場、パシフィコ横浜があるわけですが、このパシフィコ横浜は今年竣工25周年を迎えます。
そして横浜駅前の定点ポイントにベリーズの菅谷、その後ろにプラチナの高橋が続いてやって来ます。
高橋が時計に目をやりました。さあ、その差ですが…3秒、その差は3秒、8㎞少々で38秒差を詰めてきました2位のプラチナ大学高橋愛です
111:
:2015/10/15(木)22:21:59 ID:
河村:さあ、先頭菅谷と高橋の差、もう10mを切ってきました。プラチナの高橋愛がベリーズの菅谷梨沙子に追いつきます!
1区、嗣永桃子の快走により先頭で受けたタスキ、41秒の差がありましたが高橋は前半から飛ばして追い上げました。
8.5km過ぎ、センターライン側から高橋が菅谷に並びます、並びます、並んだ、並びました!プラチナ大学高橋愛がここでベリーズの菅谷梨沙子を捉えて首位に立ちました。
さあ、菅谷はどう対応するか、高橋についてペースを合わせようというところ、あっと菅谷も先頭を譲りません、高橋の後ろではなく横に並んでスピードを合わせてきました。
流石に菅谷もベリーズのエースとして意地を見せます。先頭はプラチナの高橋とベリーズの菅谷が並んで高島町へと向かいます
平川:横浜駅前を第3位でソロデビュー選抜の平家みちよが通過します。
トップとの差は51秒、三重県名張市出身の平家、この世界に入った当初から期待が高かった選手です。
今回もソロデビュー選抜のチームメイトから推薦を受け2区に挑みます。周囲からはラブマ大学のメンバーと同等の信頼や評価を受けているのがこの平家みちよです
上重:バイクです。ラブマ大学の後藤真希が10位グループの研修生大学田辺奈菜美とつばき大学山岸理子に追いつきそうです、その差は5mを切りました。
スピードが違います後藤真希、さあ、また1人、そしてまた1人と抜いていきます、2人抜いた!これで6人を抜いて10位に上がりました後藤真希、10000m27分台のスピードに乗って1区の出遅れをどんどん取り戻していきます!
112:
:2015/10/15(木)22:26:58 ID:
平川:後藤真希がまた順位を上げたようです。
画面は横浜駅前、4位でキュートの鈴木愛理が通過していきました。1分25秒差、そして5位で負けん気の吉川友、これを見るように鞘師が6位で通過しています。
前の鈴木との差をわずか8秒にまで詰めてきた吉川、自分のペースに周りを引き込んでレースをするのが得意と語っています。10000mのベストは28分46秒ですが、あるいはそれよりも早いペースで横浜を通過しているかもしれません。
そして太陽とCM大学が通過していきます大谷雅恵、続いてアンジュルムの福田花音が通過していきます。トップとは1分41位秒の差。
太陽とCMの大谷はボーイッシュな外見から「マサオ」とも呼ばれるそうです。そしてアンジュルム福田花音は最上級生、最後の箱根駅伝、自分なりに考えて走り悔いなく卒業したいと話していました。
続いて9位でカンガルー大学戸田鈴音が定点ポイントを通過していきました。1区は1年生の小関が7位と健闘したカンガルーですが2つポジションを下げています。
この後はラブマの後藤が10位でやって来るはずです。沿道のお客さんもその姿を見ようとランナーがやって来る方角に視線を送りますが、まだ見えて来ないようです。1号車に戻ります
河村:先頭は既に高島町の交差点を通過、国道1号線へと入ってきました。
センターライン側に高橋、歩道側に菅谷が並走しています。9kmの通過が高橋愛で25分25秒でした。この1㎞も2分50秒というハイペースが続いています
113:
:2015/10/15(木)22:28:51 ID:
平川:そして横浜駅前に一段と大きな声援、ラブマ大学の後藤真希が通過しました。トップとの差は2分33秒。
ダイナミックなフォームでスピード感が画面越しにも伝わってきます。この先どこまで順位を上げてくるでしょうか。
そして11位でJJの宮本、12位で研修生の田辺とつばきの山岸、さらにこぶしの浜浦と、続々とランナーが通過していきます。
なお、ここまで14校が通過していますが横浜駅前個人の通過順位では、高橋愛が23分23秒でトップ、そして後藤真希と吉川友が23分29秒、次いで福田花音が23分41秒で続いています。
さあ、横浜駅前に15位、16位のランナーが見えてきました。ガッタスの是永、続いてエッグの前田が通過していきました。先頭とは2分59秒の差がついています。これで横浜駅は全16チームが通過しました
新谷:2号車です。現在3位のソロデビュー平家みちよにつけています。高島町の交差点を右に曲がって進路は南から西へと変わりました。9㎞の通過は26分22秒となっています。
かつては鳴り物入りでこの世界に入った平家ですが、自身の成長については決して満足のいくものではなかったといいます。ただ、チームメイトや他校の選手からは一目置かれた存在感を放っているといわれ、今日もエース区間の2区を任されました。
それまでのキャリア、経験を生かしてこの先厳しい権太坂の上りへ向かっていこうという平家です
平川:3位の平家、その後ろからはキュートの鈴木、さらには負けん気吉川やワンシックス鞘師の姿もちらっちらっと映りますがまだ150m以上の差があるようです。
順位をおさらいしますと、先頭はプラチナとベリーズが並んでいます。3位にソロデビュー、4位にキュート、5位が負けん気、ワンシックスがほぼ差がなく6位、7位が太陽とCM、8位アンジュルム、9位カンガルー、そして10位に上がって来たのがラブマの後藤ということになっています
114:
:2015/10/15(木)22:30:39 ID:
河村:先頭の2人、高橋と菅谷、ベリーズの菅谷も高橋に追いつかれはしましたが簡単に抜かせることはしません、高橋のペースに合わせてスピードを上げてきました。
まもなく10㎞を通過、ここで選手には給水が入ります。2区以降のランナーに対しては10㎞と15㎞地点でで給水を取ることができます。10㎞の通過タイムですが高橋愛は…何と28分22秒で通過しました。
これはちょっと早いというか、早過ぎますね瀬古さん
瀬古:はい、高橋君は前が見える位置でスタートしてどんどん突っ込んでしまいオーバーペースになっていますね。
今、2人並んでいますけど、むしろ隣の菅谷君の方が無理して入っていない分余力があるんじゃないでしょうかね
河村:そうなるとこの先、権太坂上りでの余力、スタミナが注目される先頭争いということになります。はずんだ息づかいが聞こえてきそうな高橋に対し菅谷はタスキを受けてから一貫して表情を崩しません。この2人が大勢のお客さんから歓声を受けながら西横浜を通過していきます。
それではここで選手を先導する白バイをご紹介しましょう。
センターライン側、五木ひろし巡査部長、縁のある横浜を舞台に先導できることを光栄に思い、選手が安全に走行できるよう努めていきます、とのことでした。
歩道側が堀内孝雄巡査部長、冬の稲妻のように箱根路を突き抜けて心を震わせる選手の皆さんをしっかり先導していきます、と話していました。
先頭争い、プラチナ大学の高橋が攻めています
平川:高橋は前半のハイペースがちょっと心配ですが果たしてどうでしょうか。先頭争いは国道1号線に戻ってきました。第1回ハロプロ箱根駅伝です
115:
:2015/10/17(土)22:33:14 ID:
新谷:負けん気吉川友の勢いが止まりません。既に鞘師を振り切って30mの差をつけました。
そしてもう1人、ハロプロ界を代表するエース、キュートの鈴木愛理をも抜いてしまいそうです。
その差がほとんどなくなりました、鶴見からここまで快調に飛ばしてきた鈴木ですが、吉川友、鈴木の背後につくことはしません、センターライン側、少し離れた位置から、並ばずに…抜きます!抜きさった!
鈴木が吉川に視線を送ります。2mの差がついた、吉川友が6人を抜いて4位に上がりました!吉川が素晴らしい走りでエースの戦いを盛り上げます。
ただ、この吉川も10kmの通過が自身の10000mベストより22秒も早い28分24秒、普段は個人で練習、活動を行うので周りの方々には見えない強さが身についたと話す吉川ですが、果たしてこのペースで大丈夫でしょうか。現在4位に浮上した負けん気の吉川友です
町田:3号車は後方アンジュルムの福田花音につけています。太陽とCM大学の大谷をかわして現在7位を走ります。
埼玉県川越市出身の福田花音、入学前から周囲からの期待を集め「シンデレラの生まれ変わり」とも呼ばれていましたが、なかなか結果がついて来ずもどかしい思いをしてきました。
しかし最終学年となった今年は、そういった言葉に頼らず、自らの走りで有終の美を飾りたいところ、さあ、ギアが上がりました。この福田の前方およそ50mにワンシックスの鞘師が走っているわけですが、はたして捉えることはできるでしょうか
116:
:2015/10/17(土)22:34:56 ID:
平川:7位の福田花音もハロプロを代表するエースの1人、10000mのベストは28分31秒というタイムを持っています。
果たしてこの後順位を上げることができるでしょうか。先頭はプラチナの高橋とベリーズの菅谷が3㎞以上並走しています。
さて碓井さん、先頭は中間点を過ぎましたがいかがでしょうか
碓井:はい、私はですね高橋君の前半の入りというのは決して無茶ではないと思います。
ベリーズの菅谷君も強いランナーでスタミナがあるので、菅谷君を楽に逃がしてしまうと後半追いつけなくなってしまいますから、それなら前半から積極的に追いついて、こうプレッシャーをかけているのだと思います。
菅谷君は横に並ぶよりも後ろについて体力を温存した方が良いと思うんですけど、やはりエースとして勝負に出たい気持ちがあるんでしょうね
平川:なるほど。先頭の2人が保土ヶ谷の交差点を右に曲がりました。
このまま道なりに行って狩場町の歩道橋を左に曲がると権太坂の頂点ということになります。
横浜駅では標高2.5mですが権太坂では56m、5区の山上りとは違う難しさ、スピードを削がずに上っていくというバランスが求められます。
さあそして、後方を走る後藤の走りはいかがでしょうか?
上重:ラブマのエース後藤真希、10kmの通過は28分25秒でした。
先頭の高橋から3秒遅いだけの10㎞通過ということになりますが区間賞、そしてレース前に話していた66分台での走破を視野に入れながら前を追っています。
そして11kmの通過は31分15秒、この1㎞は2分50秒でまたペースを上げています。第9位のカンガルー大学戸田の姿も次第次第に大きくなってその差は70mほどになっています
117:
:2015/10/17(土)22:37:05 ID:
平川:後藤真希が1区の出遅れを取り戻そうとハイペースで突き進みます。森高さん、後藤の走りを見ていかがですか
森高:そうですね、しばらく体調が優れない時期が続いたと聞いているので心配していたのですけど、実際走ると力強さというかオーラが半端ない感じで溢れていますね。後半もこのまま押していけると思います
平川:そういえばこの後藤も森高さんの名曲をカバーして自身を鍛えていきました。現在10位ですが、いよいよ一桁、9位のランナーを視界に捉えています。画面は2号車です
新谷:現在第6位のワンシックス大学鞘師里保、先ほど前を行く負けん気の吉川に振り切られましたが、冷静な走りで表情はほとんど変化がなくまだ余裕が感じられます。
10㎞の通過は28分56秒、トップとはおよそ1分30秒の差がついていますが、先ほど沿道からその差を教えてくれる関係者、あるいはファンの方に対して鞘師は右手を挙げて応えていました。
そして徐々にペースが上がっているのでしょう、一旦は15秒差がついたキュート鈴木愛理との差を現在5秒にまで詰めています。勢いに任せて走るより、頭の中で考えながらベストの走りたいという鞘師、ロードの強さ、力を出し切る表現力の高さを信頼されています。
この2区23.1kmという長さ、そして権太坂の難易度を考えて走っているとすれば、鞘師の反撃がこの先あるかもしれません
118:
:2015/10/17(土)22:40:09 ID:
平川:そして先頭ですが?
河村:平川さん、先頭に変化です!プラチナ大学の高橋愛が12.6km地点で仕掛けました!
ここまで後ろではなく歩道側、横に出て高橋につけていたベリーズの菅谷ですが、その菅谷を置いていくようにすっとペースを上げました。
その差が5mから6mに広がり、菅谷が高橋の方に視線を送りました。前半からハイペースで突っ込んできた高橋愛、これから始まる権太坂の上り、あるいはラスト3㎞のアップダウンに備えて慎重に行くと思いましたが、意を決したようにここで仕掛けました。
ベリーズの菅谷も沿道から大きな声援を受け、それに応えるために何とかスピードを上げてようとしているのですがなかなか追いつけません。ここで第1回ハロプロ箱根駅伝、プラチナ大学が単独首位に立ちました!
平川:プラチナ大学高橋愛が権太坂の上りに入る前で菅谷との差を広げました。碓井さん、前半飛ばしてきた高橋ですがここでまた差を広げました。まだ余力があるのでしょうか
碓井:ええ、高橋君もチームのキャプテンとして責任がありますから無茶はできないと思うのですが、それでいてここで仕掛ける意志があるということはよほど調子が良いんでしょうね
平川:単独の首位に立ちましたプラチナの高橋愛、13kmを通過して残り10㎞となりましたが、まだ2つの難所が待ち構えています。第1回ハロプロ箱根駅伝です
119:
:2015/10/18(日)22:30:14 ID:
新谷:2号車です。4位争いですが、先ほどまで素晴らしいペースで5人抜きをした負けん気の吉川は12kmを過ぎ、上りに入ってペースが明らかに落ちました。
代わってこの争いの主導権を握っているのはワンシックスの鞘師里保です。この鞘師が上りに入ってもペースが落ちず吉川、そしてキュートの鈴木を抜いて4位に上がりました。
鞘師の背後に鈴木、そして15m遅れて吉川が続きます。権太坂やラスト3㎞の上りを見据えて前半は控えめに入りましたが、やはり鞘師も只者ではありません、12kmから13kmは2分57秒でカバーしました。
ここからさらに上って権太坂の頂点を目指していくことになります
平川:実力もさることながらレースにおける冷静さが評判のワンシックス鞘師、後半に入ってスピードを上げています。さあ、3号車ですが後藤がまた順位を上げます
町田:ついに後藤真希が順位を一桁に乗せます!カンガルーの戸田を捉えて9位に上がりました!
保土ヶ谷の交差点を通過して以降、後藤も明らかに坂を上ってやや険しい表情に変わりましたが、スピードは落ちません。
13kmの通過は37分5秒で鶴見のスタート以降、後方からの追い上げという状況ながら、先頭の高橋とほぼ同じタイムでここまで来ています。
入学前からハロプロ界に現れた10年に1人の逸材と言われていました。やはり他のランナーと比べてスケールの大きい走りが際立つ後藤真希、前方には太陽とCMの大谷雅恵の姿をわずかに捉えることができます
平川:これで後藤真希は6人抜きということになります。鶴見での高橋愛との差はおよそ2分30秒、ですからこの差を維持、あるいは少しでも詰めて3区の安倍なつみにタスキを渡せば先頭まで届くことも十分に可能となります。
1号車に戻りましょう、高橋のペースはいかがですか?
120:
:2015/10/18(日)22:31:49 ID:
河村:先頭の高橋愛、権太坂の上りも苦にしません。初春の陽射しを受けて汗が滴り落ちますが、腕を振ってリズム良く上っています。既に2位のベリーズ菅谷との差は60mから70mついたでしょうか。
福井県の北部、現在は合併により坂井市となっていますがこの坂井市の中にある春江町の出身です。自分の走りでもう一度地元のハロプロ熱を高めたいと話していました。
春江「町」とはいえ福井市のベッドタウンで特徴があまりない土地と話していましたが、このまま行けば箱根駅伝エース区間を快走するこの高橋愛を輩出した町として記憶されることになりますね
瀬古:はい、この高橋君の走りによって地元は盛り上がるんじゃないでしょうか。エースとキャプテンという重責を背負っていますけど、今のところ期待に応えた走りをしていますね
河村:間もなく15㎞地点を通過します…今、通過しました。ここで給水が入りますが…芸人風の男性からボトルを受け一口二口水を口に含んでから返しました。
43分2秒、この1kmは上りもありまして3分2秒と、3分を超えましたがリズムは一定、テンポよく走っています。この辺り関係者が高橋を中心にしたチームシステムを作り上げていただけのことはあります。
それだけの能力を持った高橋がここまで素晴らしい走り、3位で受けたタスキをトップへと押し上げました。そして間もなく権太坂の頂点へと差し掛かります
121:
:2015/10/18(日)22:36:20 ID:
平川:その後ろからはベリーズ大学菅谷の姿も捉えることがまだできていますが、果たしてもう一度先頭に追いつくことはできるでしょうか。先頭の高橋が権太坂の定点を通過します。
そして2位菅谷の姿が見えてきましたが、…少し差がついたでしょうか。この上りで思うようにペースが上がりません、13秒の差がつきました
新谷:2号車です。ワンシックスの鞘師がキュートの鈴木を振り切って、さらには3位のソロデビュー平家を抜きにかかります…スピードが、ここでは鞘師の方が上か……センターライン側から、今、抜きました!これで鞘師里保が3位に上がりました!
そして今、15㎞を通過して給水を受けますが、ここで鞘師に給水をするのは中元すず香です、ベビメタの中元が鞘師に給水を行いました。
鞘師里保は広島県東広島市出身、広島の名門ASHからワンシックス大学の門を叩きました。同郷の先輩にはPerfumeがいます。そしてこの中元とは「天才鞘師」に対して「怪物中元」と呼ばれるライバル、友人関係にありました。その友人からの力水を受け鞘師がさらに前を追って突き進みます
平川:権太坂の定点ポイント、3位でワンシックス鞘師、そしてキュートの鈴木も平家を抜いて順位を上げました。4位キュート、5位ソロデビュー選抜の順で通過しています。鞘師と先頭高橋の差は1分31秒ですが、後半に向けて鞘師は明らかにペースを上げているようです。
そして第6位で続くのが負けん気の吉川ですが、だいぶ苦しそうな表情、前半見せた思い切りの良い走り、勢いは失われたでしょうか。まだ残り8km弱ありますが、粘っていきたいところです。
その後ろからは7位でアンジュルムの福田、そして第8位で太陽とCMの大谷が権太坂を通過します。2分10秒差。今、福田が後ろを振り返りました。大谷が再び差を詰めてきていますが、さらにはその後ろのランナー後藤真希が気になるようです
町田:その後藤ですが坂の影響を感じないペースで権太坂を上っています。15㎞の通過が43分8秒で先頭の高橋との個人のタイム差は6秒、6秒遅いだけとなっています
122:
:2015/10/18(日)22:38:09 ID:
平川:権太坂を通過する後藤真希、2区での首位奪回は難しくなりましたが3区の安倍なつみも実力者、前が追える差でタスキを渡そうという走り、権太坂のポイントでは2分31秒の差でした。
そして10位にカンガルー大学の戸田、最上級生ですがキャプテンは3年生の里田に任せました。自らは2区を走ってチームに貢献したいところですが権太坂では順位を落としています。
この辺り選手が続きます。11位でJJの宮本佳林が通過していきました。宮本は4つ順位を上げて権太坂を通過しています。
先頭は高橋愛、権太坂の頂点を過ぎると下りに入りますが、ここでスピードを上げてしまうとまた残り3㎞の上りが待ち構えているため、余力を残しながら下る慎重さが求められます
河村;先頭の高橋愛、先ほど給水を受けた際に笑顔を見せていました。まだ余裕があり、冷静に走れています。16㎞の通過は45分55秒、この1㎞は2分53秒でした
123:
:2015/10/18(日)22:42:25 ID:
平川;権太坂を12位で研修生大学とこぶし大学が並んで通過、その後ろわずかに遅れて14位でつばき大学が通過します。研修生の田辺は実力こそ確かなものがありながら大舞台に立つことがありませんでした。しかし今回は研修生大学の2区として箱根路を走ります。
一方こぶしの浜浦彩乃は度胸と胆力に定評があり、1区区間賞の嗣永とも互角に渡り合ったことがありファンの間でも話題になりました。さて、バイクはその12位を争う田辺と浜浦につけていますか?
上重:現在12位を走る研修生大学田辺奈菜美とこぶし大学浜浦彩乃です。権太坂の上りでつばき大学山岸理子を振り切って順位を上げました。2人とも10000mはチームで唯一の28分台という持ちタイムがあります。
そしてこの2人はかつてのチームメイト、先輩後輩の間柄でもあります。追いつかれた先輩田辺は小さい頃から期待を受け、それに見合う結果を残してきましたが、強豪校に誘われることはありませんでした。
ただ、腐らず諦めず努力することで実力と強さを得ることが出来たと言い、その走りを箱根で見せたいと言います。
そして歩道側の浜浦はセンター平川さんからもありましたように度胸の良さを買われての2区起用となりました。
プラチナの道重やアンジュルムの和田らを相手に一歩も引かない走りをすることがあれば、キュートの岡井や萩原を圧倒して従えたこともありましたが、チームの箱根出場が決まった際に真っ先に泣き崩れたのがこの浜浦でした。
1区の田口、3区の小川、この3人で一緒に箱根を走ろうと誓った日からさらなるレベルアップのために練習を積み、今日は強敵の集まる2区で自身に与えられた役割を果たそうとしています。
田辺が浜浦に視線を送りました。今は下りながらお互い仕掛け所を探している田辺と浜浦です
平川:権太坂には最終16位でエッグの前田がやって来ますが、その前にガッタスの是永が15位で権太坂を通過しています。
そして前田彩里が今、通過しました。トップとは4分41秒の差がついています。この前田彩里、7位で通過したアンジュルムの福田花音とはかつて同じチームメイト、負けられない相手と話しています。
16チームが通過した権太坂、先頭はプラチナ大学高橋愛、2位菅谷の姿がだいぶ小さくなりました。独走態勢に入ろうとしています。第1回ハロプロ箱根駅伝です
124:
:2015/10/21(水)22:48:09 ID:
平川:画面は3号車、6位の負けん気吉川友ですが後ろから2人のランナーが迫っているようです
町田:現在6位を走る吉川友、一度抜いたはずの太陽とCMの大谷雅恵との差が5mとなりました。
前半快調なスピードで6人を抜いてきた吉川ですが権太坂の上りでかなり体力を消耗したようでペースが上がりません。
さあ、大谷が吉川を抜いて順位を上げています。吉川はちょっとついていけないか、首を左右に振って何とかペースを取り戻そうとしていますが足が前に出ません、大谷が順位を上げました。
ただ、この後ろですがラブマの後藤真希がアンジュルムの福田花音をかわして現在8位、その姿がもう60mから50m差になろうとしています。
やはりラブマ大学が、後藤真希が、優勝候補に相応しい走り、権太坂頂点からの下りを利用して再加速、チームの順位をさらに前へと押し上げます
河村:一方先頭のプラチナ大学高橋愛は18㎞を通過、この1kmは2分56秒、従って平地であれば3分を切るペースを持続しています。
権太坂を上って汗の量も多くなってきましたが、表情が変化することはありません。チームのエースとして、キャプテンとして走りでメンバーを牽引します。
高橋がキャプテンに就任して後輩からは気遣いのいらないアットホームなチームになったそうです。そんな良い雰囲気の中で、目標の総合優勝へ向けて勢いをつける、率先躬行の走りを見せています
新谷:その高橋を追うベリーズ大学の菅谷梨沙子、前との差はおよそ30秒と開きました。沿道からはこの菅谷に対する声援が非常に大きいのですが、眉間にしわを寄せて険しい表情となっています。
18㎞の通過が52分54秒、従ってこのままいけば68分台前半で走りきるという悪くないペースなのですが、権太坂を越えて幾つも続く緩やかなカーブを切るごとに、高橋の姿が小さくなっていきます。
何とか前を追う気持ちを保って、これ以上差を広げられないようにしたい菅谷梨沙子、ベリーズ大学が現在2位を走ります
125:
:2015/10/21(水)22:49:57 ID:
平川:残り5㎞を切りましたが碓井さん、高橋愛のスピードが落ちません。このまま行きそうですね
碓井:そうですね、高橋君が前評判通りの走りで、権太坂を越えても足が前に出ていますから後ろの選手はなかなか追いつきづらいでしょうね。
後はラブマの後藤君との差が気になりますけど、後藤君は前半突っ込んでいる分終盤はちょっと不利かもしれません、何とか前のランナーを目標にしてスピードを持続させたいところでしょうけどね
平川:ということは、プラチナとラブマは権太坂では2分半の差がありましたが、あるいはそれ以上の差をつけて戸塚中継所、タスキ渡しが行われることになるかもしれません。
権太坂の通過、個人のタイムでも高橋と後藤、この2人が抜けています。この2人に続くのが負けん気の吉川ですが、後半ペースが落ちているようです。そして鞘師、鈴木が4位、5位となっています。
森高さん、エース区間の2区、後輩たちの走りはいかがですか
森高:そうですね、どのチームも自分の力を出し切っていると思いますが、後半に力を残している選手が何人かいそうなので注目したいですね。
特に残り3㎞のアップダウンは1分くらいの差が簡単にひっくりかえるといわれているので最後まで気を抜かずに走ってほしいと思います
平川:なるほど。ラスト3kmのデッドヒートも2区の見所の一つ、順位変動がありえます。
各ランナーはどのように考え、向かっていくでしょうか。さあ画面は3号車、後藤真希がまだまだ順位を上げそうですか?
126:
:2015/10/21(水)22:53:23 ID:
町田:ラブマ大学後藤真希、既に負けん気の吉川を抜いて7位となっていますが、その前を行く太陽とCMの大谷との差がもう20mを切りました。
伝統校の太陽とCMの2区を任された大谷雅恵、前半は自重して順位を落としながらも23.1㎞という距離を考えて後半に力を残していましたが、センターライン側から後藤真希が襲いかかります。
さあやって来た!その差は5mを切った、まだスピードが衰えない後藤、さあ捉えた、捉えました!大谷はどうするか、対応して後藤に追いつこうとしますが…追いつけない、後藤真希、これで順位を6位に上げてきました、10人抜きです!
そして太陽とCM大谷が7位、その後ろ、負けん気の吉川やカンガルー戸田の姿はあっという間に小さくなりました。
それにしても後藤真希、未だスピードが落ちません。調整不足が懸念されましたがハロプロ界のエースに相応しい走りで1区の出遅れを取り戻します。東京都江戸川区出身の後藤は、ラブマ大学の門を叩く前にお父さんの勝一さんを事故で亡くしました。
そういった悲しみを乗り越えて練習を積み、10年に1人の逸材と言われる才能が開花、誰もが知るカリスマ性溢れるアイドルへと成長しました。そして今日の箱根駅伝花の2区でもスピードに乗って10人抜き、区間賞も射程圏に入れて激走を続けています。
平川:先頭の高橋と同じくらい大きな声援が、この後藤に送られています国道1号線。今日は快晴ということもあり沿道にも大勢のお客さんが詰めかけていますが、
これから沿道で応援するファンの方々にお願いです。応援の際は車道に決して出ることの無いよう、選手の邪魔にならないようにお願いします。1号車に戻りましょう
127:
:2015/10/21(水)22:55:22 ID:
河村:先頭の高橋愛、現在19.5km地点、JR東海道線、横須賀線を跨ぐ戸塚跨線橋を越え下りに入りました。
鶴見では3位でタスキを受け、前半からのハイペースが心配されましたが、ここに来ても良いリズムを刻んでいますね、瀬古さん
瀬古:はい、私もオーバーペースだと思ったのですが今日は風もないので高橋君もノリノリで走れていますね。
ただ、まだラスト3㎞が大変ですから油断はできないですね
河村:普段から辛くてもキャプテンとしてその辛さを表情には出さないそうなので、疲労感というのは掴みかねますが、先ほど19㎞も1km2分57秒というスプリットでした。それからラブマの後藤が10人抜いて現在6位にまで上がってきました。これも素晴らしい走りですね
瀬古:そうですね~1区はちょっと残念でしたけど、やはり圧倒的な優勝候補のエースとして立派な走りですね。ラブマは3区も強いですし、もう1つ順位を上げておけば優勝争いに再び加われると思います
128:
:2015/10/21(水)22:56:49 ID:
河村:そうですか。さあ先頭の高橋愛、プラチナ大学のキャプテンとして今年のチームはバランスのとれた理想的なチームに仕上がったと言います。
往路優勝、総合優勝をに向けて、自身の役目を果たしたと言えますが、後は3区以降のメンバーが常に優勝を意識できるよう、その思いを途切れさせないよう、大きな勢いをつける必要があります。
20㎞を通過して57分36秒、まもなく横浜新道との合流点、2区最後の難関へと入ります
平川:高橋が残り3㎞のアップダウンに入ります。2区も残りわずかとなりました。第1回ハロプロ箱根駅伝です
129:
:2015/10/22(木)22:27:50 ID:
新谷:2号車です。現在3位のワンシックス鞘師と4位キュートの鈴木、実は先ほど4位を走る鈴木が一旦は10秒以上つけられた鞘師との差を20㎞手前で追いついて見せたのですが、20㎞を過ぎて上りに入ると鞘師がギアを上げ再び突き放しにかかりました。
鈴木愛理もお父さん、プロゴルフの生涯獲得賞金ランキングに名を連ねる鈴木亨さんの精神力を受け継いで並ぶところまではいきましたが、終盤鞘師がもの凄いスピードでこの上りを駆け抜けその差は現在30mとなりました。
力を残していた鞘師里保、額の汗を拭いました。高橋、後藤というハロプロのエース決戦に割り込もうという勢いを見せています
平川:ここに来てワンシックス鞘師もスピードを上げてきました。花の2区、区間賞争いはどうなるでしょうか。その答えがわかるのが戸塚中継所ですが、様子を聞いてみましょう、森さん?
森:戸塚中継所です。10時の時点で天気は快晴、気温は4.0℃。どこまでも続く清々しい冬の青空の下、タスキを受ける3区のランナーがそれぞれチームのエースを待っています。
現在先頭を走るプラチナ大学の3区は中国からの留学生ジュンジュンです。ご両親がこの日のために来日されているとのことで、目の前で良い走りをしたいと話していました。
それから優勝候補ラブマ大学の3区は安倍なつみ、2区のごっつぁん、後藤が良い流れを作っているので流れに乗って先頭を目指すとのことでした。
そしてソロデビュー選抜の松浦亜弥、お世話になった方、応援してくださる方々に感謝の気持ちを込めて走りたいと語ってくれました。
大勢のお客さんが幾重にも人垣を作り、ざわつきと興奮に包まれている戸塚中継所、タスキリレーはまもなくです
130:
:2015/10/22(木)22:32:39 ID:
平川:さあ2区最後の正念場、残り3㎞を迎えていますが1号車、高橋はどうでしょうか?
河村:先ほどまで上りでしたが現在は下っています高橋愛、21kmの通過では上りもありましたので1km3分2秒かかりました。
ただ腕は振れています、リズムも安定しています、勢いが落ちたという感じではありませんね、瀬古さん
瀬古:走りが悪くなったという感じはありませんね。疲労という点では今が一番苦しいでしょうから、もう根性で走り抜けるしかないですね
新谷:2号車です。ワンシックスの鞘師里保、怒涛のラスト3㎞、スパートのペースが落ちません。
既にキュートの鈴木とは70mほどの差がつきました。そして前方に目を転じれば、鶴見で1分35秒、500m以上の差があったベリーズ大学菅谷との差が100mにまで詰まってきました。
鞘師の20kmから21kmは2分57秒、先頭の高橋よりも速いラップを刻んでいます。このラスト3㎞を勝負と考えていたのでしょうか、表情はほとんど変化はありませんが、高橋愛や後藤真希に匹敵する走りをしようと、集中力というか凄味を感じる走りで現在下っています
町田:後藤真希が11人目を射程圏に捉えています。ソロデビュー選抜平家みちよとの差が30mを切りました。
このまま一気に迫りたいところですが、平家も花の2区を任されたランナーとして意地があります。下りを利用してペースを上げました。
後藤真希の21kmは1時間46秒、この1㎞は3分3秒でした。残り2㎞を切って、5位をかけた争いが演じられています
131:
:2015/10/22(木)22:34:19 ID:
平川:残り3㎞を切って俄然注目を集めるワンシックス鞘師の走りです。
碓井さん、わずか3㎞ですが先ほど森高さんが仰っていたようにタイムを一気にひっくり返すことができるポイントとして、鞘師はここに重点を置いていたようですね
碓井:そうですね、2区のラスト3㎞は上って下ってまた上るわけですが、上りと下りでは当然重心が前後しますので、フォームの切り替えや体幹バランスというものが重要になって来ます。
鞘師君は貪欲に強さを求めるタイプと聞いていますので、傾斜に合わせた走りというのも研究していたんじゃないでしょうか
平川:なるほど。そして先頭高橋は残り1㎞を通過しました
河村:最後の上りに入りました高橋愛、バランスの取れたフォーム、闘志を秘めたその表情は終始崩れることはありません。
2位を走るベリーズ大学菅谷の姿を肉眼で確認することは出来なくなりました。残り1kmを1時間3分55秒で通過、従って3分ちょうどで行っても66分台で走りきることになります。
今、タスキに手をかけ、そして思いを込めるようにギュッと握ってからそのタスキを外しました。
キャプテンとして素晴らしい走りを見せていますが、高橋のキャプテンシーは走りだけではありません。キャプテンを任されてから心がけたのは平等と配慮、メンバーと1対1の対話を増やし特定の仲良しを作ることはしませんでした。
全体での話し合い時には全てのメンバーに喋らせ、少しでも多くの意見をチーム改革に取り入れてきました。
そして2016年正月、目標は箱根駅伝総合優勝と言えるチームが出来上がり、キャプテンはトップを奪って戸塚中継所に入ろうとしています。
膨れ上がった沿道からの声援を受けて高橋愛、充実の走りで花の2区をまとめてきました!
132:
:2015/10/22(木)22:36:32 ID:
森:箱根駅伝全10区間中、ラスト3㎞にアップダウンがあるのはこの2区だけ。20㎞を走ってきたランナーにとってこのラスト3㎞の厳しさは想像を絶すると言います。だからこそ各チームとも速さだけでなく強さも併せ持ったエースと呼ばれるランナーがこの区間を走り、「花の2区」を形成します。
エース決戦に真っ先に飛び込んでくるのはプラチナ大学の高橋愛、鶴見では3位でのスタートでしたが前半から積極的な攻めの走りで先頭に立ちました。そしてタスキを受けるのが中国からの留学生ジュンジュンです。
さあ残り30m、やって来ました高橋愛、両手に握りしめたタスキを、今、見事な走りでリレーしました!戸塚中継所、トップでタスキリレーはプラチナ大学です。
高橋愛、力強い走りで23.1kmを走り抜きました。タイムは1時間6分58秒、1時間6分台でこの2区を駆け抜けました。今、スタッフの肩を借りて中継所を後にします。そして沿道からは祝福の声、それに笑顔で応える高橋、プラチナ大学がトップでタスキをリレーしています
新谷:3位のワンシックス鞘師、残り200mを切って懸命のラストスパート、前を行くベリーズ菅谷との差はみるみる縮まってもう30mありませんが菅谷もタスキを右手に逃げる逃げる、エースの意地で2位を死守、左へのカーブが見えてきました。中継所へと入っていきます
森:戸塚中継所、リレーゾーンに2人のランナーがエースを待ち受けます。まず中継所に飛び込んできたのはベリーズ大学菅谷梨沙子、3区は笑顔で迎える徳永千奈美、今、タスキを渡しました。
そして、第3位でワンシックス大学、鞘師から生田衣梨奈へとタスキリレー!生田が元気よく飛び出していきました。鞘師里保、終盤凄い追い込みで3区へタスキを繋ぎました。ただ、その表情には無念さがにじんでいます。
両手を腰に当てて、今、スタッフからタオルをかけられました。もう少し行けたんじゃないかという感じでしょうか。しっかりした足取りでスタッフと言葉を交わしながら中継所を後にします
133:
:2015/10/22(木)22:38:09 ID:
平川:鞘師の走破タイムは1時間7分5秒でした。さあそして画面は3号車、後藤真希に切り替わりましたが?
町田:5位争い、ついにラブマの後藤真希がソロデビューの平家を捉えましたが、最後の上りでさすがに疲れたか一気に引き離すことができません。5位争いは集団となって戸塚中継所を目指しています
森:こちら戸塚では第4位のタスキリレー、4位でやって来るのはキュート大学の鈴木愛理、ハロプロ界の正統派ランナーとして外部からも高い評価を受けている鈴木から3区を走る村上愛へ、今、タスキが渡されました!キュートのエース鈴木愛理、鈴木も67分台で2区を走り切りました
上重:バイクです。現在8位を走るJJ大学の宮本佳林が最後の上りに入りました。この宮本もJJのエースとして素晴らしい走り、15位で受けたタスキですが7人抜いて8位までポジションを上げてきました。
自宅では家族のサポート、特にお母さんが厳しく体調管理をしてくれたおかげで小さいころから頭角を現し、入学前から期待を受けていました。今日はお母さんに恩返しの走りをしたいという宮本が順位を上げて最後の上りを走っています
134:
:2015/10/22(木)22:43:55 ID:
森:戸塚中継所は2人のランナーがリレーゾーンに登場してまたまた大きく盛り上がります、左に安倍なつみ、そして右側に松浦亜弥、優勝候補ラブマ大学は2区の後藤が快走を見せ挽回してきました。一方ソロデビュー選抜はこの松浦の走り如何で総合優勝も狙うと言います。
さあ、見えてきました!ラブマ後藤とソロデビュー平家ですが、最後抜け出したのはやはり後藤真希か、中継所手前で11人抜きを達成してタスキを渡した!そして第6位でソロデビュー選抜、松浦亜弥が今スタートしていきました。
後藤真希、最後はやはり疲れました。しゃがみ込んで立てませんが、今、スタッフに抱えられリレーゾーンを後にします。トップとは2分34秒の差がありました。
そして第7位でやってきたのは太陽とCM大学です。大谷雅恵からこちらも外国人ランナー、ミカ・トッドにタスキを渡しました!後半ペースを上げてきた大谷が7位でタスキを渡しています。
さらにリレーゾーンには3人のランナー、JJ、カンガルーと並んでいますが、まずやって来たのはJJ大学です。宮本佳林から3区、船木結に今、タスキが渡りました。憧れの先輩宮本佳林から受け取ったタスキを握りしめ船木が3区へと旅立っていきます。
続いてやって来たのがカンガルー大学の戸田鈴音、戸田が9位でカンガルー大学斉藤美海にタスキを渡します。今、斉藤美海がスタートしていきました。
続いてやって来るのは研修生大学とこぶし大学、この2校の3区を走るランナーが中継所で準備をしています。研修生の三瓶海南とこぶしの小川麗奈です。
こぶし大学は1区田口、2区浜浦、3区小川の友情トリオで勢いをつけたいと話していましたが、さあ、見えてきました凄い争い、田辺菜々美と浜浦彩乃が競り合いながら残りわずか、前に出たのは田辺か、田辺だ、第10位で研修生大学、そして第11位でこぶし大学がタスキを繋ぎました!
わずかの差で研修生大学が前、ですがこぶし大学浜浦も頑張りました。そして浜浦は沿道のお客さんに向けてお馴染み敬礼のポーズ、どんなに疲れても感謝の気持ちで敬礼をする、それが浜浦の信念、今日も貫きました。
一方の田辺、まだ立ち上がれませんが、ラストは力で浜浦を抑えました。4年生最後の駅伝、卒業後はハロプロを離れますが、この箱根を通じて得た力、経験を新たなる宝として次へのステージでも活躍してほしいところです
135:
:2015/10/22(木)22:47:39 ID:
新谷:森さん、2位争いです。2位を走るベリーズの徳永千奈美をワンシックスの生田衣梨奈が捉えて前に出ました!戸塚では4秒差でしたが1kmもたたないうちに生田が徳永をかわしています
森:戸塚中継所、第12位はちょっと疲れたアンジュルム大学、福田花音から室田瑞希へと今、タスキが渡りました。
あっと、福田花音はタスキを渡した後立ち上がれません。後半のアップダウン、ラストの上りが堪えました。
そしてつばき大学、山岸から高瀬へのタスキリレー、第13位です。少し順位を下げましたが山岸が2区を走り切りました。
続いて14位で負けん気大学、3区古川小夏が前との差を気にしながら吉川を招くように手を振りますが…う~ん最後ストライドが伸びません、困憊の状態ながら今、タスキを渡しました。
倒れ込んだ吉川友、疲れました。力を使い果たしたとは思いますが、その力を上手く使うというところまではいかなかったようです。
なおもランナーが続きます。15位でやって来たのはガッタス大学、是永から武藤へタスキが渡りました。走り切りました是永美記、どの区間でもこなせる万能性が持ち味でしたが、今年は2区で若干苦戦しました。
これで戸塚中継所は15チームが中継を終えています
町田:5位争いです。優勝候補ラブマ大学と台風の目ソロデビュー選抜、この2校の対決が3区で火花を散らしそうです。
1km手前でソロデビューの松浦亜弥が4秒差でスタートしたラブマの安倍なつみに追いつきました。そして松浦が歩道側から横に並ぼうという構え、お互い目が合いました。
3区注目の2人、松浦亜弥は10000mのベストが27分45秒、今大会No.1のタイムを持っています。一方の安倍なつみはラブマ大学、後藤真希に続く準エース、10000mのベストは28分12秒、ロードにも自信があります。
11人を抜いてきた後藤の勢いを受けてさらに上の順位をこの松浦と競りながら目指していきたいところです
136:
:2015/10/22(木)22:49:59 ID:
森:戸塚中継所、最後のランナーがやって来ます。16位でエッグ大学、前田彩里の姿が見えてきました。うつむき加減でタスキを握る手にも力が入りませんが、待ち受ける3区の橋田三令に今、タスキを渡しました。トップとは6分23秒の差となっています
平川:戸塚中継所、16チーム全てのランナーが中継を終えています。高橋愛が66分台で走り切る快走でトップに躍り出ました。
それから後藤真希が最下位スタートながら11人を抜いています。さて先頭はプラチナ大学、3区は中国からの留学生ジュンジュンですが入りはどうでしょうか?
河村:先頭のプラチナ大学、3区を任されたジュンジュンですが、入りの1kmは3分1秒、次の1㎞を2分59秒で通過しています。後続との差が300m以上あるので、まずは落ち着いて入りました
137:
:2015/10/22(木)22:52:13 ID:
平川:その後ろ、2号車の様子はいかがですか?
新谷:2位争いはワンシックス大学の生田とベリーズ大学の徳永ですが、後ろから追いついた生田に対して徳永千奈美もまずはペースを合わせてきました。すると生田が引き離そうとさらにペースアップをするのですが徳永もぴったりとついています。
生田衣梨奈の2㎞通過は5分42秒、この1㎞を2分50秒とかなり早いペース、先頭のプラチナ大学ジュンジュンとの差は300mを切ったかもしれません
上重:バイクです。シード権の心配をするにはまだ早いかもしれませんが、9位でタスキを受けたカンガルー大学の斉藤美海がJJの1年生船木を抜きました。
21.4km、1時間少々の箱根路を自分の感性を上手く使いながら表現したいと話していた斉藤美海、最初の1kmは2分53秒でした。まずは自身の力を信じて序盤強気の入りを見せています
平川:戸塚をスタートしてからまた順位が変わり落ち着く様相を見せてはいません。第1回ハロプロ箱根駅伝、レースは3区に入りました